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樺島万里子 Mariko Kabashima
@KNHjyohokyoku
海外の一次情報を読み、日本で見落とされがちな論点と「ズレ」を拾います。 物語の温度は @MarikoBeyond で。 The world is too big for just one story. 海外ニュース翻訳情報局 編集長
加入 February 2017
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ものすごくよくわかる。 日本では「戦争は悲惨だった」と繰り返し教えられてきた。 でも、よく考えると、 そこで語られてきた「悲惨さ」の主語は、ほとんど日本人なんですよね。 原爆を落とされた。 空襲で焼かれた。 沖縄で多くの人が亡くなった。 若者が特攻に行かされた。 もちろん、これらは絶対に忘れてはいけない。 でもその一方で、 日本軍が他国へ行って何をしたのか。 そこで暮らしていた人たちに何をしたのか。 植民地支配とは、支配された側にとって何だったのか。 こちらになると、途端に記憶が薄くなる。 そして外国から指摘されると、 「いつまで言っているんだ」 「反日だ」 「中国だってやっている」 と、話そのものを終わらせようとする。 これでは「反戦」というより、 敗戦によって自分たちが受けた悲惨さを語ってきただけではないのか。 被害の記憶だけを「戦争の記憶」と呼び、 加害の記憶から目をそらしていたら、 歴史認識が歪むのは当然だと思う。 自国が受けた痛みを忘れないことと、 自国が他者に与えた痛みを直視すること。 本来、この二つが揃って初めて「戦争を反省する」ということなんじゃないだろうか。 過去に何をしたのかを直視することは、 国を貶めることではない。 むしろ、それができることこそ、 国の成熟であり、威厳ではないのか。 そして今、日本は成熟した国になる前に、 自ら成熟から退き、威厳まで失おうとしている。 本当にアジアの人々に申し訳ないと思うし、 私は日本人として恥ずかしい。
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