組織の思考は、最初の問いでかなり決まります。「なぜ無理か」から始めれば制約の確認で終わる。「何を実現したいか」から始めれば、制約は解くべき課題に変わる。未来を描いてから現実を見る順番は、経営でもかなり重要です。
「でも、それって現実的に難しいですよね」
休み明けの会議で、最初にこう言う人がいます。
たしかに正しい意見かもしれません。
しかし、その正しさが、組織の勢いを止めることが多々あります。
人手が足りない。
予算がない。
時間がない。
前例がない。
どれも現実なのでしょう。
ただ、今ある現実だけを見て未来を決めれば、出てくる答えは「今までどおり」しかありません。
私は、現状の制約から考える「現実問題」と、理想の未来から考える「想像問題」を分けて考えます。
最初に問うのは、「何が難しいか」ではなく、
「もし制約がなければ、何を実現したいか」です。
理想をありありと描いてから現実へ戻ると、今できる一歩が明確に見えてきます。
これは、現実逃避の話などではない。
現実を理由に未来を諦めてしまう前に、未来から現実を見直すという順番の話です。
お盆休み明けの月曜日。
組織の勢いは、最初に置く問いの質で決まるでしょう。
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