「やはりというか、いよいよ相手が僕をマークしてきたね……打っておいた布石を使う時だ。僕は名前を変える」
「な、何を言ってんだ小堀!?いくらお前でも名前……ましてや姓を変えられるはずがないだろう!」
「そうだぜ小堀!婿に入るにも若すぎるって!」
「気を使わせると思って伏せていたけど……実は中学の時に両親が離婚しているんだ。そして、15歳を過ぎた子供は親権者の承諾を得ることなく、非親権者の名字への変更を申し立てる事ができる」
「ま、待て!考え直せ!!」
「それが3ヶ月前の話だよ。学校側は気づかって小堀として扱ってくれるよう便宜を図ってくれてるけど、今日から僕の名字は……飯降だ」
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