8週間かかった。10万文字書くのに。
合計50原稿。
たとえばノベライズなら、同じ文字数でもここまで時間はかからない。特に折り返し地点を過ぎてからはダッシュできるようになるしダッシュしたくなる。
だが今回の映画本は往路も復路もない。なにしろ、ひとりひとり監督の個別の人生に向き合わなければいけない。もちろん映画も再見する。つまり一球入魂でなければいけない。勢いに乗ってはいけないのだ。
くたびれた。だが、やれることはすべてやった。これ以上は無理だ。
prologueとepilogueだけはいちばん最後に書いたが、それ以外は順番関係なく、その日書きたいもの、書けるものを書いた。だが、作家から作家へブリッジをかけることは意識した。
真面目にコツコツが子供のころから大の苦手。だが、やった。丸二ヶ月も、同じことを続けた自分をねぎらいたい。
今日はもう仕事はしない。
飲む。自分のために乾杯する。
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