おはようございます🌞✨お元気にお過ごしでしょうか?
本日は新刊じゃないんだけど、自著『シナプス』(講談社)のご紹介させて下さいませ。
というのも近頃、仕事でもプライベートでもお会いした人に次々と「シナプス読みましたよ」と言って頂き、作者である私本人がビックリするという現象に、よく遭遇します。
本は、作者と読者の心が繋がる不思議なツールなんだけど、「読みました」と言って頂き驚いてしまうということは、まだ私の心にも疑いの心があったんだなと思い強く恥じました。
とはいえ。
この小説は、私にとって全ての作品の中で、とくに思い入れが強い物語です。
2021年の冬、「あ、よし、書くぞ」と覚悟を決めて、書きました。
内容は週刊誌の編集部を舞台にしたフィクションだけれど、どうしても自分の感情を嘘偽りなく注ぎ込まないと完成しないことが分かっていたので、ある意味、「人生に詰んだ元アイドル〜」よりもリアルな部分があり、「書くの、イヤだなぁ」と思う瞬間も何度もあって。
それでも、書くというより祈るという行為に近い感じで自宅にこもって書き、心の深淵ギリギリまで降りていき、かなり後からダメージくることが分っていたけれど、書いてしまいました。
書いてるうちにキャラクター達が勝手に動き出して、頭の中で対話することも増え、書いていくうちに大木亜希子という人間が消えていきました。
でも、すらすら書けるかといえば最後まで油断したら終わる気がしたので、一時的に人付き合いを一切絶ってしまって、心配した家族や友人から、 「生きてるか?」とLINEを貰いました。笑
書き終えた瞬間、物語の登場人物達から「書いてくれてありがとう」という声が聞こえた気がした。そして、頭の中から彼らが消えた。
推薦文も、セントチヒロチッチちゃん、池松壮亮氏、カツセさん、有村藍里どん。私にとって凄く大切なメンバーが集結して下さいました。
もう色んな意味で、こんな小説は二度と書けないと思う。
勿論これから書く作品は、より技術が洗練されたものになっていくけれど、「小説の上手い下手」を自分の中で超越してしまった作品です。
年末年始、この小説があなたの読書のパートナーになれたら最高だと祈ってます。
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