高齢者福祉を削れという話は、老人を助けるか若者を助けるかの話に見せかけていますが、実際には“介護する家族を公的支援なしで戦場に出すかどうか”の話です。
相手がもう政策論ではなく、
「高齢者=敵」
「福祉=搾取」
「支援を求める人=自分の取り分を奪う人」
という箱に人間を放り込みたいだけで議論をしたいわけでは無いんですよ。
もはや宗教というより、自己責任論と世代間対立と可処分所得への怒りが混ざった、ネット産の呪物です。
厄介なのは、本人たちは正義のつもりで石を投げてくるところです。
高齢者支援を削れば、負担は消えるわけではありません。
家族に移るだけです。
医療費、介護費、在宅介護、介護離職。
その先で潰れるのは現役世代です。
「老人を切れば若者や現役世代が救われる」ではないです。
「若者に親の介護を丸投げする社会になる」だけだと思います。
自分の親を捨てることを他人に強要することの何が健全なんですか。
そしてこれが直撃するのはこれからは高齢者ではなく就職氷河期世代ですよ。
緊縮財政の煽りを受け続けた世代にまだ何か削れ、明け渡せというんですか。
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