「就職氷河期世代なんて、もう50代なんだから今さら対策しても意味がない」という話を見かけますが、私はむしろ逆だと思っています。
本当に怖いのは氷河期問題が、これから本番を迎えることです。
若い頃に正規雇用へ入れなかった。
低賃金や非正規を長く引きずった。
その結果、十分な貯蓄や年金を積み上げられなかった人がいる。
そしてこれから、
親の介護。
自分自身の体力低下。
定年。
定年後再雇用による収入減。
自分の老後。
が、ほぼ同じ時期に重なってきます。
「もう若くないから支援しても意味がない」ではありません。
若くないからこそ、今ここで立て直さなければ間に合わなくなるんです。
今ならまだ、
雇用を安定させる。
賃金を上げる。
社会保険に入る。
貯蓄を作る。
親の介護と仕事を両立できるように法整備するという手がまだ間に合います。
ここで何もしなければ、あと10年、20年して、
低年金。
無貯蓄。
介護離職。
単身高齢。
生活困窮。
という形で、社会全体に返ってきます。
そして政府は粗雑に「就職氷河期世代の補助」という名目で増税を行い、国民同士の分断を煽り、我々の自己責任として処理しようとする。
就職氷河期対策は、過去の失敗に補償するだけの政策ではありません。
これから完成してしまう大規模な高齢貧困を、今のうちに食い止める政策です。
「今さら遅い」と言って何もしないことこそ、一番高くつくと思います。
氷河期世代が生活保護や介護や医療を必要とする状態まで落ちてから支えるのか。
それとも、まだ働ける今のうちに生活基盤を立て直すのか。
選べる時間が残っているのは、むしろ今です。
「今さら」ではありません。
今を逃したら、本当に手遅れになると思いますよ。
国はわかってるんですかね?
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