私の出身高校は、地元の普通の進学校だ。毎年1人か2人が東大に進み、50人くらいが地元の国立大学に行く。1学年は約500人。上は東大、下はチンピラという、カオスな学校だった。
ちなみに、Wikipediaで調べた有名な卒業生は、AV男優と、昔『電波少年』に出ていたタレントさんだった。
そんな同級生に、500人中495番の男がいた。
彼はいつも進路希望に、第一志望・東京大学、第二志望・モスクワ大学、第三志望・レニングラード体育大学と書いていた。
先生から「東大はまあわかるけど、第三志望は何?」と聞かれると、「あくまで目標ですから」と真面目に答えていた。
そんな彼は、現役、一浪と東大を受けた。もとい、受けられたかどうかもわからないが、順調に二浪目を迎え、夢叶わず一橋大学という大学に入った。
時を同じくして、497番だった彼の友人も中央大学法学部に入った。
それから4年。社会にうまく馴染めそうになかった彼らも、立派な学歴を携え、一人は財閥系メーカーへ、もう一人は金融へと就職した。
大企業で馴染めるのかと心配していたが、2年目にはうつになっていた。
やはり、レニングラード体育大学に行っていたほうがよかったのではないか。
ふと、そんなことを思い出した。
元気にしているかな。
たぶん今は元気にしてると思う。
向かない道を追求するのはつらい。
様々な試験は一生懸命やって2回受けてダメならやめたほうがよいと思う。
顯示更多