【エクスプラス・テトラフィギュア】
山崎貴初監督作品「ジュブナイル」(2000年公開)に登場した未来から来たロボット・テトラ。
この映画登場のロボットキャラクターに心射抜かれて、いつかフィギュアとして発売したい!という野望を語り尽くせない苦労を乗り越えてようやく叶えた。
すでに皆さんのところに商品が届き、喜びの声を聞いて企画者として安堵している。
発売してくれたのはエクスプラス。
特撮系のフィギュアで定評のあるメーカーである。
写真集付きの特装版を購入していただいた方には紙面でエクスプラスがテトラフィギュアを発売した運命的なストーリーを読んでくれたと思うが、それ以外の人にも伝えたく、ここに不思議な縁の話をしておく。
映画公開時の2000年に、映画関係者と後のDVD発売時のプレゼント用として原寸大のテトラフィギュアが制作された。当時無名の山崎監督の映画の為に宣伝用として50体のキャストレジン製のフィギュアを作って配布したのはすごいことだ。
このレジンフィギュアを作ったのは、当時アパレル会社でトイ部門を立ち上げたばかりのある会社だった。トイ業界としては無名であるが、実績を作りたいということもありこの難題を受注。この時の経験が後の仕事の糧になったという。
その会社こそ、今回のフィギュアを作った「エクスプラス」!
私が当初フィギュア企画を提案して進めていた会社では避けられない理由で企画が頓挫してしまい、他に道をいくつも探すも、自分の力だけではもうこれ以上無理だと完全敗北した。提案から7年の月日が無駄に。。。。
しかし‥‥捨てる神あれば拾う神あり。
まさにこの言葉どおりに急に一筋の光が差した。
ある日Twitterで情報を得る。それはかつて原寸大フィギュアをエクスプラスで制作する仲立ちをした人物のその時のエピソード。藁をも掴む気持ちでその方に嘆願し、エクスプラスの代表を紹介してもらう機会を得た!
かつてエクスプラスが作った原寸大のテトラを持って(このフィギュアの入手の物語は長くなるので割愛)東京・築地のエクスプラスへ。
今までの経緯やこのテトラのフィギュアの魅力を熱っぽく語った。久しぶりに再開した原寸大テトラを見つめながら
「これも何かの運命だと思ってフィギュア化しましょう!」と即返答。
夢の実現とは実にあっさりしたものだと嬉しさよりも唖然としてしまった。
1つの条件が与えられた。エクスプラスとしてはすでに原寸大のフィギュアは過去に携わっているのでそれ以外のスケールでと。最終的な価格も安く抑えながら原寸大並の迫力と飾りやすさなどを考慮して最終スケールは80%の大きさに決定し企画が正式にスタートした。
‥‥そして3年の期間を経て2026年10月、エクスプラス製のテトラが産まれた。
2000年に生み出された原寸大のテトラ。2026年に生み出された80%scaleのテトラ。ともにエクスプラスが生み出したフィギュア誕生の物語。
(動画は2000年にDVDの発売記念で抽選で5名にプレゼントされた原寸大テトラの1体。株式会社ロボットの阿部社長が所有していた色見本用のテトラを型取りして制作したために頭部の位置や足の長さが間違っており、映画のプロップのテトラよりも背が高くなってしまっているので、ソフビ・テトラが50%ぐらいに見える)
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