お隣のドイツに長く住んで、日本に戻った時にまず思ったのが「自然やべえ」だった。
ドイツだと真夏の庭でも週1くらいの手入れで何とかなる。
でも日本の地元の田舎に戻ると、毎日庭を見ないとすぐ草ボーボーになる。
しばらく使わない所はすぐカビるし、更地も1年放置すると草や木が生えて雑木林になろうとする。
大雨で川は氾濫するし、台風で家も飛ぶ。
留学先のクラスメートは、ハイキングでも平気で山道を外れて獣道を横切ったり、靴を脱いで川を渡ろうとしたりしてすごかった。
自然は常に「恵み」であり、自分たちの庭の延長のように感じている節がある。
だから、たまに大雨が振っただけで交通マヒになり、ラジオでは「もうどうしていいかわからない」とアナウンサーが嘆いていた。
日本に帰ってきて、初めて気づく。
ああ、自分たちは自然の中に、ただ間借りさせてもらっているだけなんだな、と。
ここだと「自然とどう生きるか」を考えざるを得ない。
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