運動の習慣が続かない人ほど、週末にまとめて動くと良い。
平日に運動の枠を確保できない。忙しさに三日坊主で押し流される。これは意志の弱さではない。「毎日、少しずつ」という設計が、生活のOSに合っていないだけだ。
75,629人。UK Biobankの前向きコホート研究(Nature Aging誌、2024年、Minら)が、加速度計で実測した数だ。自己申告ではない。身体が叩き出した数値そのものを追跡している。
週150分以上のMVPA(中〜高強度の身体活動)を、その50%以上を1〜2日に集中させる。この人たちを「ウィークエンドウォーリアー(週末戦士)」と呼ぶ。
結果、認知症・脳卒中・パーキンソン病のリスクは、毎日コツコツ動く群と同水準まで押し戻された。うつ病性障害・不安症も同じだった。
▼週末150分の割り振り
・土日2日に分ける。1日75分
・15分×5セットでもいい。一気にやる必要はない
・おすすめ種目は踏み台昇降。台の昇り降りを繰り返すだけで時間を稼げる。
・踏み台昇降だけだとつまらなすぎてヤバいので、散歩やラン、スポーツ、筋トレなども混ぜると良い。
・テンポや高さは、心拍を強制起動できる強度なら各自で決めていい(動画のタイヤ2段は高い。もっと低くていい)
踏み台昇降が優秀なのは、誰でも出来るのにウォーキングを遥かに超える強度を誇るからだ。有酸素と筋トレを同時に叩き込める。
平日ゼロでも、週末にシステムを再起動すれば、脳を守る回路は同じように立ち上がる。
脳を鍛えるには運動しか無い。
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