確かに一時期、世の中がめちゃくちゃ育児に厳しい時があって、なんでもかんでも親のせい、(幼保園、学校、事業所の)気に食わない事があっても親のせい、既に限界まで頑張ってる親に「親が頑張らないと」と言うなど(特におかあさんに矛先が向く)、控えめに言って狂ってたんですよ。
だから「無理しなくていいんですよ」は一部の保育士、教員、医師、支援者などが腹の底から捻り出すような願いにも似た言葉だったし、安易に親を追い詰めるような言説には徹底的に抗ったんです。
ただ、ここで一つ難しいのは、事業所にもできること、できないことがあるし、幼保園や学校でできること、家庭でしかできないこともある。「親に求めすぎる」ことは、やってはいけない事で、でも、その反動で「親に求めないこと」や「求める事を批判する事」が目的になってしまうと、やるべき事はそのままなので、結局は誰かがそれを埋めることになる。そして、それで一番困るのは、周りの大人でも親でもなく、未来の子どもなんですよね。
必要なのは、やるべき事から目を逸らすのではなく、また誰か一人だけが頑張り続けるのではなく、他人事のような顔をしないで社会全体で「誰が、何を、どこまで担うのか」をもう一度整理することな気がします。
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