先日、他党の若手議員さんとご飯を食べる機会がありました。
わたしが「最近の若手議員はどの党も論旨明快な質問をされる。優秀な方が多いですね」と申しあげたら、「いえ、いまの若手議員たちはAI(チャットGPT&Gemini)に頼んで質問の趣旨を作ってもらう人が多いんですよ」と言われてびっくり。いまや大臣答弁だけでなく議員の質問もAI頼りになりつつあるとは。
試しにわたしも消費税について質問作成をAIに頼んだら、この20年くらいの国会論戦を整理したうえで、「模範回答」のような質問案があっという間に出てきました。たしかに論旨はわかりやすいのですが、質問としては薄っぺらで踏み込みが甘く使えない。
そもそも消費税論争は長い間の財務官僚vs日本共産党議員の論争史のようなものです。そこには知恵のぶつかり合いがありました。AIは今までの論点を高速で整理することは得意ですが、その論点を一つ一つ作り出すのはやはり生身の人間の頭脳と経験と直感による対決だと思いました。
道頓堀の名物カンバンも、電光ランナーより、むかしのように、一粒のキャラメルで300メートルしか走れない選手の方が賢く見えます。
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