一見すると過剰で奇抜に見える16世紀のランツクネヒト達の装束も、色彩感覚から見ると中世からの連続性を感じ取ることができる。多くが貧しい農民出身であったランツクネヒトにとって、華やかな服装は豊かさの象徴であり、己を引き立てる存在として認識していたのだろう。
顯示更多
中世の派手やかな衣装を着る人々。単純に一色で染め上げるのではなく、洒落者は縞模様や左右の色違いなどカラフルなバリエーションを楽しんでいた。
近年の映像作品で地味に汚れた中世衣装が強調されるのは、リアルさや荒々しい時代の意図的な表現のほか、残された資料の退色によるものも大きい。
顯示更多