もう少し、私の山添議員の質疑・討論への評価を続けます。
なぜこれほど高く評価するのかというと、反対の立場を感情や党派的アピールではなく、法案の構造と未解決の欠陥から積み上げていたからです。
山添議員の強みは、まず「共産党は改憲手続法そのものに反対」という原則を曖昧にしなかったことです。
そのうえで、単に「反対です」で終わらず、
なぜ今この改正を急ぐのか、
国民投票の公平・公正に関わる課題が未解決ではないか、
CM、資金、ネット広告、偽情報など、投票結果を左右し得る問題を放置してよいのか、
公職選挙法と、最高法規である憲法の改正手続きを同列に扱ってよいのか、
未解決課題を「今後検討する」で済ませるのか、という形で、発議者側に説明責任を負わせていました。
特に良かったのは、決して相手の人格や動機を攻撃するのではなく、提案者自身の答弁によって矛盾を露呈させたことです。
自民党の新藤議員が「積み残しではない」「検討できたものから整備する」「課題は常にある」と答えれば答えるほど、公平・公正を左右する重大な問題が未解決のままでも、部分的な法改正だけは先に成立させるという構図が見えてしまう。
まるで、シャーロック・ホームズやポワロ、古畑任三郎みたいです(昔遊んだゲームの「逆転裁判」を思い出しました)
こちらが大声で断罪するのではなく、質問を重ねて、相手の説明の弱さを本人の口から示させる質疑でした。
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