巨体を支えるための不動の指
2種の四足歩行恐竜(竜脚類カマラサウルスと剣竜類ステゴサウルス)における指の可動域の調査
これら2つの分類群が、重い体重を支えるために指の可動性をほぼ完全に犠牲にしていたことが明らかに
これらの恐竜は、手の中手骨が筒状に丸まって並ぶという特殊な構造を持つ
この配置で指を曲げると指同士が衝突してしまうため、かれらは指の動きを極端に制限することでこの問題を解決
カマラサウルスの指は外側に反る方向にしか動かず、ステゴサウルスでは、ほとんどの指が完全に固定され、全く動かない状態
この動かない指は、かれらの手が何かを掴むためではなく、体重を支える柱として機能していたことを示す
足跡化石の分析からも、かれらが指の力を使わず、肩や肘の運動だけで歩いていたことが裏付けられた
全く異なる種類の恐竜が、同じ筒状の手と動かない指という解決策にたどり着いたこの現象は、収斂進化を物語っている
研究方法が今時当たり前のデジタルではなく、実骨を砂箱の中で関節させて撮影という、アナログな点でもユニーク
論文OA
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