テキサス州、石炭紀(後期ミシシッピ紀、約3億2400万年前)テスヌス層から産出した幹昆虫化石
これまで、昆虫の祖先については、分子からはカンブリア紀からオルドビス紀にかけての早い時期に陸上生活への適応を始めたと示唆されるのに対し、疑いの余地のない六脚類の体化石が化石記録に現れるのは、約4億500万年前の前期デボン紀ライニーチャートになってから。明確な昆虫の化石が豊富になるのは後期石炭紀になってからである。このため、化石記録には8000万年の空白期間が生じる(六脚類ギャップ)
今回研究された化石は、昆虫と甲殻類の特徴を併せ持ち、胸部に3対の歩行脚がある一方、腹部に遊泳肢をもつ
水陸両生で、彼らの食餌には、腐植土、植物残渣、菌類の胞子などが含まれていたと考えられる。このように、初期の昆虫は水生と陸生の移行帯において、分解者と消費者という多機能な生態学的役割を果たした
Chosha praecursor
ナバホ語で昆虫を意味するそうです
論文 Tihelka, E., Vásquez, C., Engel, M.S. et al. Amphibious stem-insect sheds light on colonization of land. Nature (2026).
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