『良い子でいれば幸せになれると信じていた。』
悲痛な叫びです、子供と結んだ非対称的な"約束"は、子供の人生を良くない方向に曲げてしまう可能性があります
・大人の言うことを素直に聞き、反抗しない
・一生懸命で真面目
こういった特性が「良い子」として褒められるとき、子供の側は一つの約束を読み取っています
この条件を満たし続ければ、愛され、報われ、幸せになれる、という約束です
心理学的な『価値の条件』つまり承認が条件と連動する環境の学習です
問題はこの約束の中身にあります
「良い子」であること自体は、子供自身が幸福を掴み取る技術ではなく、大人にとっての扱いやすいかという一点でしか機能しない特性なんですね
だから『良い子』だった人が大人になって、
・自分の意思を主張できない
・そもそも自分の意思がない、何をしたいのかわからない
・理不尽を我慢し受け入れることしかできない
という問題に直面してしまうことがあるのです
幸せを実感するには、自分の人生が自分の選択によってコントロールできているという実感が非常に重要であり、
そのコントロールのために自分が何を欲しているのかを理解する技術が非常に重要なんですね
他者から褒められることと、自分が幸せであることはそもそも全く別の現象であることを理解することが一歩目になります
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良い子でいれば幸せになれると信じていた。大人はみんな、言うことを素直に聞いて、反抗なんてしなくて、一生懸命で、真面目な子を「良い子だね」と褒めるじゃないか。良い子は絶対的な正義だったじゃないか。
ー『良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ』(白瀬世奈)
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