「夢ばかり見て、寝た気がしないんです」
施術中に打ち明けられることの多い悩みです。
先に私の答えをお伝えすると、毎朝夢を覚えているのは「脳が働いたまま眠っているサイン」なんです。
夢は誰でも見ていますが、深く眠れた夜は目覚めたとき記憶に残らず、眠りが浅い夜ほど、夢の記憶=朝まで持ち越されやすくなります。
ただし、夢を見ること自体は異常ではなく、気にかけたいのは、目覚めた瞬間の身体の重さのほうです。
では、長く寝れば深く眠れるのか。
こちらも続けてよく聞かれる質問です。
週末の寝だめで取り返そうとする方が多い。でも深さは長さでは補えない。眠りに入る前の脳の静けさで決まります。
寝る前の1時間は、脳に入れる情報を減らしておくことが大事です。
「横になってさえいれば休めているはず」のまま浅い夜を重ねると、疲れが静かに積み上がっていきます。
眠りの質は「寝ても取れない疲れは年齢のせい」と片づけてきた人ほど、夜の過ごし方を変えたときの差が大きい。
今夜、眠りに入る前の1時間をどう過ごしているか、少しだけ思い返してみませんか。
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