映画オデュッセイアを見に行きました。本作は映画史上初の全編IMAXフィルムカメラ撮影ということだったので、IMAXシアターで見ようと思い、なんとか数日前に予約して良い席を確保しました。
普段はあまり行かない池袋。映画館に到着すると、いきなり僕の左隣の席の2人が言い合いをしていました。
若者「肘当たってるんですけど」
おじ「お前がな!?」
ずっと楽しみにしてたのに気まずすぎる、最悪だ…。よく見ると左隣のおじさんは僕の方の肘掛けにもドカッと肘を乗せています。
普段なら我慢しますが、3時間の映画であること、ずっと楽しみにしててストレス無く見たかったことから、劇場のスタッフさんに報告することにしました。
すると快く対応していただけるとのことでした。頼もしかったです。
元の席に戻ると争いは終わっていました。しばらくするスタッフさんが僕の席の方にきました。
てっきり僕は、おじさんに注意するものだと思っていたのですが、スタッフは僕に声をかけました。
「お客様、お席のご移動のご用意がございます。」
いじめっ子よりも、いじめられっ子に転校を促すタイプ?と思いましたが、スタッフから「プレミアムシートにご移動可能ですが、いかがですか?」と言われたので、よりよい席になるのであれば、まぁいいかと考え直し、移動を了承しました。
しかしなぜか座席確認のため、一度映画館の外に案内されました。
信じられないことに、その間に映画本編は上映されました。
再三言いますが、ずっと楽しみにしてたので本当にショックでした。早くして欲しいと何度も伝えて、ようやく席に案内されました。そこはプレミア席ではなく、ただのP席でした。しかも端っこ。元々座ってたE席の方がど真ん中のエクセレントシートでした。
さすがに我慢できずに、
「いやいや、ありえないですよ。何日も前から予約してたのに、最初から見れてないし、席もP席の端っこって。」
と憤を伝えました。
スタッフは
「大変申し訳ないです…。返金しますのでまた後日来られる形でも。」
と言われましたが、池袋までまた行く気力もなかったので、諦めて見ることにしました。
近くには本編が始まっているのにスマホを触っている人、持ち込みのおにぎりやドリンクを食べている人が多くいました。
こっちは1000円以上するドリンクポップコーンセットまで頼んでるのになんでこんな仕打ちを受けなきゃいけないんだ、こんなの「IMAX」じゃなくて「哀MAX」じゃないか、とグルグル考え込んでしまい、内容が入ってきませんでした。
しかししばらく見ていると、どんな粗暴な人でももてなさなければならないという、「ゼウスの掟」という古代ギリシャのルールが描かれていました。
結局何の保障もありませんでしたが、この劇場自体がゼウスの掟の没入体験みたいになっていたため、後半にかけて主人公に対してかなり共感することはできました。切なかったです。
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