キオクシア、決算発表後に時間外で売られる理由を整理
業績そのものは非常に好調
ただし、市場の高い期待に対して物足りない部分も
① EPSのコンセンサス未達
7〜9月期EPSは838.31円。
市場予想847.73円に約1.1%未達。
一方、売上高2兆4,800億円は市場予想を上回っており、全面的な未達ではない。
② 10〜12月期の利益見通し
会社予想の純利益は1兆3,600億円。
事前に市場で意識されていた約1兆5,000億円を約9%下回る。
売上高は前四半期比+0.8%、営業利益もほぼ横ばいの見通し。
市場が期待していた成長加速が見られない点は、失望材料になり得る。
③ 初配当の規模
発表された中間配当90円は株式分割前の金額。現在の株式では30円相当。
10月30日終値ベースで約0.22%(中間配当単独)。
上期純利益約2.2兆円に対し、配当総額は約479億円。利益規模からすれば物足りないと受け取られたか。
ただし、8,000億円の自社株買いは実施済みで、今後は余剰資金の100%還元方針も示している。
AI向けデータセンター需要は引き続き旺盛。
短期的な市場の反応と、事業のファンダメンタルズは分けて評価したい。
ただ、短期的には地合い最悪で、週明けの投げ売りは有り得るね。
顯示更多