高速側は0.5ms。
搬送側は2ms。
両方とも通信正常なのに、たまにカット位置がずれる。
こういうズレは、通信異常の履歴には残らない。
パナソニック インダストリーが、周期の異なる2系統のEtherCATを一台で扱う「GM5シリーズ」を発売した。周期を分けるなら、PLC側で気にしたいのは共有する値の新しさだと思う。
例えば高速カッターが搬送位置を使うなら、
搬送位置。
更新カウンタ。
位置を取得した時刻。
カッター指令を出した時刻。
ここを一緒に見る。
2msごとに更新される位置を0.5ms側で毎回読むと、同じ値を4回読んだ後、次の値へまとめて進んで見える。位置差分から速度を出していれば、停止と急加速のような演算結果になることがある。
更新番号がなければ、本当に搬送が止まったのか、まだ新しいデータが来ていないだけなのかを分けられない。
逆に取得時刻まで分かれば、新しいサンプルだけで演算する、同期機能を使う、許容できない古さなら加工指令を出さない、と判断できる。
異なる周期をつなぐ時は、値だけでなく、その値がいつ更新されたかを渡す。
通信が速いか遅いかより、別の時間で動く制御を同じ瞬間のように扱わないこと。ここが分かれていると、たまに出る位置ずれを機械精度やサーボ調整だけで追い回さずに済む。
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