振動値が上がった。
ベアリング劣化に見える。
でも、その時だけモーターの回転数と負荷も違う。
こういうデータを同じしきい値で比べると、正常な負荷変動まで故障予兆に見えてしまう。
TURCKが、未圧縮の振動データをIO-Linkで取得できる「CMVT-M8TE」を発表した。生波形まで取れるなら、PLC側で先に決めたいのは、いつ取得するかだと思う。
例えばコンベヤーのギヤモーターなら、
工程ステップ。
定速成立と回転数。
モーター電流。
振動データの取得番号。
ここを同じ記録へ結び付ける。
起動中の波形と定速運転の基準値を比べれば、正常でも警報が出る。反対に、同じ回転数・負荷で衝撃成分が増えているなら、軸受や緩みを点検する根拠になる。
重量物の時だけ振動と電流が一緒に上がるなら、部品交換の前に搬送抵抗やワーク干渉を疑える。
振動は大きさより、同じ運転条件で比べる。
生データの価値は、波形をたくさん保存することではない。故障なのか、工程条件が違うだけなのかを分け、次に見る場所を決められることだと思う。
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