状態監視を入れたら、アラームが増えて設備がよく止まるようになった。
これでは予知保全が、停止要因を増やしただけになる。
アズビルは圧延工場の重要な調節弁をオンライン診断し、ダイキンはAIカメラによる設備点検を手掛けるLiLzへ出資。IO-Link対応の長距離変位センサも追加された。取れるデータは確実に増えている。
PLCで最初に分けたいのは、設備異常と測定不能。AIがメーターを読めない、通信が止まった、センサ取付部がずれた状態を、圧力ゼロや機械変位として扱わない。
有効なデータなら、現在値だけでなく継続時間、変化速度、設備重要度、現在工程を見る。軽い変化は履歴と点検依頼。悪化中なら新規投入を止めて計画停止。危険条件なら保護停止へ進む。
補修後も値が戻っただけでは再開しない。原因確認、試運転、基準値の再取得、関連インターロックの確認を終えて運転許可を作り直す。
状態監視で価値が出るのは異常を多く拾った時ではない。誰が、いつ、どの段階で止めるかまで制御仕様にした時だ。
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