盤内温度が注意値を超えた。
設備はまだ動いている。
ここで即全停止にすると、夏場のたびに止まり、最後はしきい値を上げられる。逆に警告だけなら、フィルタ詰まりを放置したまま次ロットへ入ってしまう。
TURCKから、盤内の温度・湿度・扉状態をPLCへ送る制御盤ガードが紹介された。監視点を増やすなら、PLCでは「異常あり」だけでなく、上昇傾向、継続時間、影響設備、現在サイクルを持ちたい。
上昇傾向だけなら記録して点検予約。注意値が続けば新規投入禁止。許容条件へ近づけば現サイクル後に制御停止。発煙や安全上の危険なら直ちに安全停止する。
多軸設備でも同じ。排出軸の異常と同期主軸の喪失では、止める範囲が違う。PCもRAID縮退とアプリ停止を分ける。
復帰はリセットだけで終わらせず、原因、現在位置、仕掛品、通信、軸の再成立を確認する。
良い異常監視は、よく止める制御ではない。必要な範囲を、必要なタイミングで止め、現場に無効化されない制御だ。
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