「富の行き先」を追うなら、その先で「人がどう働くようになるか」
庶民目線ならそこを見たい。
中小企業のM&Aが進むと、そこで働いていた社員は安心できない。
重複する部門は統合され、さらに仕事の一部は外部委託になる。
社員の何人かは急に窓際に飛ばされて、事実上のリストラへ追い込まれる。
これが「所有しない社会」に向かう過程で起きる雇用の再編だ。
企業が抱えなくなった仕事は、個人事業主や零細法人など外部の事業者へ流れ、大きな企業ネットワークの中で処理される。
M&Aで動くのは金だけではない。
企業は集約され、仕事は外部化され、人はネットワークに接続して働く。
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これ、M&Aがさらに加速するやつ。
政府は、事業売却益の課税を繰り延べ、
成長分野の買収を促す税制を検討。
「2025年問題」で、
後継者不在の黒字企業も多い。
先日飲んだ地銀の金融機関担当者いわく、
M&A融資は日常茶飯事。
政策が動けば、資金が動く。
資金を追えば、
富の行き先がよくわかる。
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