誹謗中傷を減らすためには、まず加害者を減らすこと
加害者にさせない環境と教育の必要性を改めて感じました。
これからもよろしくお願いいたします。
「命の里プロジェクト」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
講師のスマイリーキクチさんのお話や、これまでの様々なご経験を伺い、改めて「誹謗中傷をなくしたい」と強く感じました。
そして今回、私自身がこれまで感じてきた「遺族同士の誹謗中傷」についても、少し書きたいと思います。
【遺族同士の悪い風習】
交通事故遺族の間でも、被害の大きさを比べたり、妬みや感情のぶつかり合いから、言葉で傷つけ合ったりすることがあります。
そして以前は、どんなに酷いことを言われても、
「同じ遺族なのだから我慢すべき」
「相手も辛いのだから仕方がない」
そんなふうに受け止めることが、当たり前のようになっていた時期がありました。
でも、本当にそれでいいのでしょうか。
交通事故を起こした加害者に対して、裁判を通じて責任を問い、反省を求める。
その一方で、自分が被害者遺族であるという理由で、別の人を傷つけることが許されるのでしょうか。
交通事故遺族であっても、人の名誉を傷つければ、名誉毀損などの加害者になることがあります。
私自身、以前親しくしていた交通事故遺族から、性的な内容を含む名誉毀損の被害を受けました。
そして、その名誉毀損については刑事事件となり、有罪判決が出ています。
仲が良かった人だったからこそ、精神的なダメージは大きなものでした。
性的な目で見られていたのだと感じたことも含め、今でも思い出すと辛くなることがあります。
それでも私は、民事訴訟までは起こしませんでした。
当時、相手が心から謝罪し、反省してくれていると信じたかったからです。
だからこそ願っています。
被害者だった人が、別の場面では加害者になってしまうことがある。
そのときは、「自分も被害者なのだから」ではなく、自分が人を傷つけた事実と向き合い、相応の反省をしてほしい。
また、誹謗中傷について学ぶ中で、自分の言動を正当化し、「自分は悪くない」「自分は正しい」と考えることで、同じ行為が繰り返されてしまう場合があることも知りました。
だからこそ、犯罪被害者や遺族の間で起きる二次被害についても、見て見ぬふりをしてはいけないと思っています。
犯罪被害者だから、何を言ってもいい。
遺族だから、人を傷つけても許される。
そんなことはありません。
被害者の尊厳を守ることと同じように、被害者同士で新たな被害を生まないことも大切です。
あいの会は、犯罪被害者の二次被害を防ぐため、交通事故だけでなく、誹謗中傷によって人が傷つけられることについても、なくしていくための活動を続けていきます。
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