山田五郎さんとは、毎年年末に「ドキュメント72時間」の年末スペシャルでご一緒させていただいてました。
2014年からなので、もう12年間。
毎年年末に五郎さんとお会いするのが楽しみでした。
五郎さんはいつも、小さなメモを持ってスタジオに入られていました。その年の『ドキュメント72時間』の一つずつの感想が、小さな字でびっしりと書かれていました。
でも、そのメモを番組中に見たり、読み上げたりすることはありません。ただ徹底した「下準備」のメモでした。
飄々としたキャラクターの裏で、とてつもない準備をして収録に臨み、五郎さんらしい目線で作品について語る。その姿勢が本当にかっこよかったです。
ご病気になられてからも、スタジオ収録の合間に決して気を遣わせることなく、ご自身の病状を明るく話してくださいました。
昨年末にお会いした時は、病気と闘いながらも元気な姿を見れたのですが、3月のイベントでお会いした時は、正直かなりおつらそうなご様子でした。当日も「もしかしたら行けないかもしれない」となっていたのですが、それでも来てくださいました。それが、僕が山田五郎さんとご一緒した最後の仕事になりました。
仕事への向き合い方、自分のキャラクターとの向き合い方。そして、おしゃれで、どんな場面でもひと言、面白いコメントを残そうとする姿勢。
くだらなく格好よく生きる大人のお手本でした。
本当にかっこよかったです。
山田五郎さん、どうかゆっくり休んでください。
本当にありがとうございました。
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