緊急事態宣言の有無が、感染者数の増減パターンを変えたことは、少なくとも私が見てきたデータでは一度も確認できなかった。
これは第1回の緊急事態宣言の時点ですでに分かっていたし、その後も同じことの繰り返しだった。
感染者数は増え、やがて減る。
そして実際には、感染拡大のスピードがすでに鈍り始め、Rtが低下し始めてから緊急事態宣言が出されていた。
重要なのはここです。
宣言を出した後に、Rtの低下速度がさらに加速したわけではない。
だから私は、宣言が出された時点で、その後いつ頃ピークアウトするのかをかなり正確に予測できた。
それなのに、感染者数が減ると「緊急事態宣言のおかげだ」と説明された。
はっきり言います!違います‼️
少なくともデータ上、緊急事態宣言の効果は確認できていない。
私は当時から何度もこのことを指摘してきた。
私が示した「目玉焼きモデル」もその説明の一つです。数学的な裏付けについては大阪大学の中野貴志教授らが論文にされています。
そしてウイルス学的に考えれば、話はもっと単純です。
人は感染する条件がそろった場所で感染する。感染条件がそろわない場所では感染しない。
社会全体を一律に止めれば感染症を自在に制御できる、という発想そのものを、データに基づいて検証し直すべきです。
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