「AI時代に生き残る3種類のソフトウェア企業」
1. なぜレガシーSaaSは解体(アンバンドル)されるのか?
従来のSaaSの正体は「データベース + UI(画面) + 権限管理」に過ぎません。
* 「画面」のためのツールからの脱却:
これまでのSaaSは、人間がデータを閲覧し、フォームに入力するために「リッチなUI」を提供してきました。しかし、AIエージェントがAPIを直接叩き、APIがないレガシーなサイトでもブラウザを自律操作(ブラウザ・オートメーション)できるようになると、人間向けにデザインされた複雑な画面は不要になります。
* インテグレーションの消滅:
ナレッジワーカーの一日の大半は、Salesforce、Jira、Zendesk、HubSpotなどの間を行き来し、データを手動で移し替える作業に消えています。AIエージェントがバックグラウンドで24時間稼働し、これらのプロセスを自動でループ処理するようになれば、既存のUIベースのSaaSは「単なるデータベース(データの置き場)」へと退化します。
2. 生き残る「3種類のソフトウェア企業」
このAI移行期を生き残れるソフトウェア企業は以下の3カテゴリーのみであると断言しています。
1. Foundation Models
OpenAIやAnthropicなど。ただし、モデル間の性能差は縮まり、過酷な価格破壊とコモディティ化が進む「薄利多売のインフラ」になる。
2. Systems of Record
Salesforce、Workday、Veevaなど、業界の「マスターデータ」を物理的に保持している企業。ただし、彼らも「UI」としての価値は失い、AIエージェントからAPI経由でアクセスされるだけの存在になる。
3. Horizontal Agent Platform / Agent OS(実行・統合レイヤー)
ユーザーと接する「唯一のフロントエンド」であり、背後であらゆるモデルやツール、API、コード実行環境をオーケストレートする新時代のオペレーティングシステム。
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