ソフトバンク新会社に𝟯𝟴𝟳𝟯億円、𝟱年で𝟭兆円支援。
素晴らしい。
経産省が「次の成長分野」に税金を投入するのはこれが初めてではない。過去の実績を並べる。
■ 第五世代コンピュータ(1982–92)
𝟱𝟳𝟬億円 → 実用的成果なし。終了。
■ Σプロジェクト(1985–90)
𝟮𝟱𝟬億円 → 失敗。通産省は事後評価すら行わず。
■ 情報大航海プロジェクト(2007–10)
𝟭𝟱𝟬億円 → 「国産Google」を掲げて商業化ゼロ。担当者はΣの失敗を「知らない」と回答。
■ エルピーダメモリ
経産省主導で設立 → 2012年倒産 → 米マイクロンに買収
■ ジャパンディスプレイ(JDI)
産業革新機構が約𝟮𝟬𝟬𝟬億円投入 → 設立以来一度も黒字化せず
■ PEZY Computing
NEDO経由で𝟴𝟬億円投入 → 社長が補助金詐欺で逮捕・実刑。経産省「偽装を見抜けなかった」
■ クールジャパン機構(2013–)
政府出資𝟭𝟰𝟬𝟬億円 → 累積赤字𝟱𝟰𝟬億円(2026年3月期)。先週、廃止検討入り。
■ 特振法(1960年代)
自動車メーカーの大半を「不要」と判断し再編を画策 → 産業界が拒否して日本の自動車産業が生き残った
▶ 進行中
・ラピダス:政府支援𝟭兆円規模、総投資𝟰兆円超 → 量産顧客ほぼゼロ
・TSMC熊本:補助金𝟭.𝟮兆円 → 稼働率未達、利益の大半は台湾へ
——
これが経産省の「実績」。
構造はいつも同じ。
①官僚が「次の成長分野」を選定
→②NEDOや官民ファンド経由で税金を投入
→③失敗しても担当者は異動・天下りで責任ゼロ
→④事後評価なし
→⑤数年後、別の名前で同じことを繰り返す
今回のNoetra(ソフトバンク新会社)も同じ構造。
フィジカルAIという旗を掲げ、成果物も顧客も未定の段階で初年度𝟯𝟴𝟳𝟯億円。5年で𝟭兆円。
市場で勝てる技術なら、民間資金で回る。
民間が出さない金額を政府が出すのは、市場がその価値を認めていないということ。
経産省に必要なのは新しい予算ではなく、過去の失敗の事後評価と責任の所在の明確化。
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