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鬼虫兵庫 Hyogo Onimushi
@Onimushi
島根県出身作家。 第二回講談社BOX新人賞Stones受賞。ゲーム、イラスト、小説など製作 『シロナガス島への帰還』作者。現在、別冊少年マガジンでコミカライズ連載中 新作→ mail:onimushi@tabinomichi.com
Joined November 2009
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これ脚本の基本ルールで『味方側のミスや偶然によって主人公を窮地に陥らせてはならない』ってのがあるんだよね だって味方のやらかしをいくら積み重ねたとしても、それは敵側の強さの補強にはまったくなってないから むしろ味方の印象が下がって「なにやってんだよこいつら…」って感情移入がしづらくなって、フラストレーションが溜まるだけなのだ これをやりまくると見てる側は、逆に敵を応援し始めるぞ また逆に『敵側もショボいミスで主人公を有利にさせてはならない』ってのもある 敵がショボいケアレスミスを犯してそれによって主人公は危機を乗り越えられた…みたいな展開にすると、敵の驚異が小さくなって、倒した時のカタルシスが弱まってしまうのだ この展開にしたところで当然、主人公はなにもしてないわけなので、主人公の株も上がらず、敵の株が下がるだけ…という誰得な展開になるわけだ これ、意外と大御所もやらかしている 例えばヒッチコックも、『敵役が自らの不注意で証拠品のライターを排水溝に落としてしまう』(しかもそれのおかげで主人公はなんとか危機を乗り越えられた)なんて展開をやってしまった こうなると、「なんか敵もおっちょこちょいでダメダメだけど、なんとか頑張って主人公に勝ってくれ!」と敵側を生暖かい目で応援することになっちゃう それか、「いやハッピーエンドだけど、主人公が助かったのは主人公自身の頑張りというより、敵が不注意でライターを落としたせいでしょ?むしろMVPは排水溝に落ちたライターじゃん」ってなるか 敵も味方も、読者が考え得る最善の行動を取った(または考慮した)後、更にその上を行く妙手を打つからこそ物語は面白くなるのだ
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