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書肆侃侃房
@kankanbou_e
出版社の書肆侃侃房です。web侃づめ /公式オンラインストア /本屋&カフェ「本のあるところajiro」は@ajirobooks から。
Joined November 2010
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装幀は毛利一枝さん カバー作品は塩田千春さん「どこかにいる私」です。 目次 はじめに 序章 「孤独な自転車乗り」――男性原理のミステリ小説の系譜 シャーロック・ホームズ譚から『容疑者Xの献身』まで 「孤独な自転車乗り」について 「自転車乗り」を監視する男 「自転車乗り」の風上にも置けない女 「自転車乗り」は女には向かない? 「自転車乗り」の遺伝子 第一章 レジスタンスとしての探偵小説――深尾登美子 はじめに――「女には向かない職業」 「女性読者の皆様へ」 探偵小説専門誌『宝石』 家制度に対するレジスタンス――「足音」 「癩予防法」の落とし子として――「天使にはなれない」と『砂の器』 性的マイノリティの葛藤――「湖に死す」 身体への違和、制度への不適合――「瓶詰の女」 消えた探偵作家―探偵小説文壇における〈紅一点〉 「幻の探偵作家」深尾登美子を探して おわりに――幻想としての制度 第二章 子宮という〈密室〉、あるいは戦場――四季桂子 はじめに――〈周縁〉的存在としての女性と探偵小説 1 女による〈豚殺しの物語〉 2 女による〈男殺しの物語〉 はるかなるエロス 森崎和江「無名通信」との共鳴 〈男殺しの物語〉 3 女による〈子殺しの物語〉 探偵小説「胎児」の概要 旧「優生保護法」 子宮という〈密室〉 仕組まれた〈罠〉 〈亡霊〉の正体 おわりに――女性と探偵小説の「随分密接」な関係 第三章 自己実現としての〈団地マダム殺し〉――大貫進こと藤井禮子 1 大貫進こと藤井禮子の生涯 福岡市出身の藤井禮子 ミステリ界の当時の状況 『宝石』デビュー 夏樹静子らと共に、第六回「江戸川乱歩賞」最終候補 男性ネームで再デビュー 隠れて書いた作品で、第五回「宝石短編賞」受賞 主婦の本分 『宝石』最後の新人 探偵作家としての感性 第二回「双葉推理賞」受賞と、その後 「タブー 8」 「幻の探偵作家」と呼ばれて 2 夢のマイホーム 「現代住宅双六」 団地への憧れ マイホームの夢「郊外のこぎれいな団地」 静子の夢 3 専業主婦の空虚な日常 静子の肖像 専業主婦の空虚な日常 専業主婦の自己実現としての犯罪 ベティ・フリーダン『女らしさの神話』との同時代性 4 恩師の証言――女がものを書くということ 第四章 彗星のごとく現れて消えた謎の大型新人――松原安里こと松原一枝 はじめに――謎の新人現る 1 松原安里とは何者だったのか 異例ずくめのデビュー 松原一枝の「妹」? 松原姉妹の足跡を辿る 「松原安里」の正体 無名作家時代 『宝石』誌上座談会 デビュー前夜 色褪せた『宝石』 幻の「日本のクリスティ」 2 「ミセス・カミングス殺人事件」に於ける占領期の人種問題 おわりに――霧の向こうから 第五章 〈家庭の天使〉を殺す時間――夏樹静子 はじめに――惑わす時間 ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』について考察する時間 〈家庭の天使〉を殺す時間 おわりに――〈家庭の天使〉の幻影を見たエラリー・クイーン あとがき 【著者プロフィール】 二沓ようこ(にとう・ようこ)  福岡市中央区在住。文芸批評、エッセイを新聞・雑誌に多数連載。日本文学研究誌「文学批評『敍説』」所属。日本詩人クラブ会員。福岡県詩人賞、福岡市文学賞(評論部門)受賞。 詩集『火曜サスペンス劇場』(ミッドナイト・プレス刊) 『夏樹静子と福岡』(福岡市文学館刊)
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