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#まあく魂消箱# 山頭火 ..................... 秋の夜の虫とんできて生きてかへらず 昭和15年の句である。生きて帰らず、という強い言葉で結ばれている。もちろん戦争と兵士たちのこと。さて、山頭火の命は後少しで燃え尽きてしまう。 続けて彼の日記から哲学を読み取って行きたいと考えています。
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#まあく魂消箱# 山頭火 ..................... ピクニックも軍国調の声張りあげてうたひつつ 昭和15年と言えば太平洋戦争の始まる前年である。世を上げて軍国調の世の中だったろう。山頭火、人生の終幕に立ってこんな辛い目にあっていたのかと思う。
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#まあく魂消箱# 俵万智 ..................... ひとひらの雲となりたし千年のかくれんぼして君を見つける 未来のサイズ 空と口づけ より 感動するのは憧れとか恋心を感じる。愛らしい歌が詰め込まれている。 女性は誰かを愛するために生きているかのようだ。 男はどうだろう、と考えてしまう。
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#まあく魂消箱# 山頭火 ..................... ならんでお墓のしみじみしづか この日山頭火は正岡子規の墓畔に参っている。 それを知って読む吾も頭が下がる。何を唱えるかは宗派で異なる。僕は曹洞宗。南無阿弥陀仏。しかしながら、お題目はなんでも良いのだ。その人を偲べばそれで。
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#まあく魂消箱# 石屋まあく ..................... #迷宮# 死を選ぶ部屋の小窓を少し開け長女は声を上げて泣きしか 今月22日が祥月命日。平成10年の死別。最初思い出すだけで胸が苦しくなり過呼吸にも。原因はチェルノブイリの核爆発事故と医師に聞いた。日本は雨季。その黒い雨が白血病の原因だと。
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#まあく魂消箱# 山頭火 ..................... 言葉がわからないので笑うてわかれる露草咲いてゐる 方言なのか専門用語なのかそれともこちらの発言が理解されないのか、その意味は汲み取れない。笑って別れ美しい露草(紫色が冴え渡る)を見ている。
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#まあく魂消箱# 山頭火 ..................... もりもり盛りあがる雲へあゆむ 力強い句である。雲に向かって歩む自分がいる。あの雲のように盛り上がってゆくところ向かうところ敵なし。自信に満ち溢れる瞬間、なんでも出来ると、人は思い上がることもある。
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#まあく魂消箱# 山頭火 ..................... 足音は野良猫がふいとのぞいて去る 猫のしぐさは不可思議。人前で平気で見せるのは、舌を出して手足の肉球を舐めるしぐさ。そして体毛を舐め回すしぐさ。片足を旗竿のように上げる姿はとても可愛い。確かに覗いていることがありぷいと去ってしまう。
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#まあく魂消箱# 吉村のぞみ ..................... ほんのすこし時給が上がる春の日の帰路にぬるくてやわらかい風 角川の11月号まずは立ち読み。優しい歌、優しい言葉の海に少し浸って来ました。そして気づく。そのまま散文にもなる歌の素晴らしい出来上がり。歌の中に漂う仕事する人の香り。
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#まあく魂消箱# 山頭火 ..................... 大地へおのれをたたきつけたる夜のふかさぞ 解釈が難しい。深夜歩いていて転んだか何かに足を取られたかして闇夜の怖さを今更思い知る。ポイントは簡単なことで人間は足元を掬われるということ。見えないリスクを予測することは困難極まる。
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