『〔新版〕 スターリングラード攻防戦』(テオドール・プリーヴィエ/向後 英一著
@KADOKAWA)
毎日新聞6/13
20万以上の将兵が失われた無謀なスターリングラード攻防戦の内幕を描く。ソ連軍に包囲され、退路を失い崩壊するドイツ第六軍。懲罰大隊の軍曹グノートケ、戦車連隊の大佐フィルスホーフェン、包帯もないまま負傷兵を手術する軍医フート、片腕を失いながら率いた部隊が壊滅する中尉ラウコウ。様々な立場の兵士たちが、次々と仲間を失いながら「絶滅戦争」の最前線を生き抜く様を克明に描いた群像劇である。