【“危険な暑さ”が食卓にも影響】建設現場は“独自対策”も
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▼熱中症の疑いでの搬送相次ぐ
埼玉・蓮田市消防局本部の指令室に救急要請が入り、現場に救急車が到着
救急隊員
「熱が38℃以上あるので、熱中症かもしれない」
→その場で問診し、病院に搬送
搬送された女性(78)
「水分補給は気にしていたんですけどね」
搬送された女性は、すぐに血液検査などが行われ、熱中症ではなく別の病気と診断
埼玉・熊谷市の病院に運び込まれた男性(50代)は、体育館でコーチをしていた際に突然座り込み救急搬送
→現在も治療中
東京都では64人が熱中症の疑いで救急搬送(午後3時時点)
▼全国252地点で猛暑日に
東京都心は最高気温36.5℃(4日連続の猛暑日)
全国で最も暑かったのは静岡・浜松市の天竜で、39.7℃を観測
▼“過酷な現場”では独自の対策も
大阪市の建設現場では周りには日光を遮るものが一切無く、地面の温度が58℃になるなど過酷な状況に
厚生労働省によると、職場における熱中症による死傷者数が増加
→去年は1803人(過去最多)、建設業では過去5年で52人死亡
三和建設では塩分補給用のゼリーを自社開発し作業員に配布
炎天下ではヘルメットの中が高温になるため、シャンプーする場所を用意するなど熱中症対策
今年からは工場などでホコリを飛ばすために使われる『エアシャワー』の技術を使った冷却装置を導入
三和建設大阪本店工事グループ 籔内直人さん
「過酷な作業現場となっていますので、より快適に作業していただくために、私たちもできることはしていかないと」
▼猛暑が食卓にも影響
青梅トマトガーデン 市川裕二さん
「もう完全に高温障害で、ここまできちゃうと枯れるのを待つ状態」
ハウスの温度は20℃~25℃が適温で、遮光性の塗料を屋根に塗って対策
→室温が40℃を超えることも
青梅トマトガーデン 市川裕二さん
「暑さでこれ以上大きくならないし、色もつかないですね」
約3割のミニトマトが強い日差しや暑さが原因で『へた』の周りが赤く熟さず黄色く変色
→見た目が悪く味も落ちるため出荷できない場合も
青梅トマトガーデン 市川裕二さん
「うちの場合だと、夏はもうやらないという感じ。ここまで来ると品質も落ちてくるので、最低限の対策にして秋に向けて(準備する)」
▼養鶏場ではヒナに氷を与えて対策
浅野養鶏場 浅野敬貴さん
「体が少し冷えるので、えさを食べやすくするためにあげている」
浅野養鶏場では1万羽のニワトリを飼育
ニワトリは暑さに弱いため近年の暑さに頭を悩ます
浅野養鶏場 浅野敬貴さん
「ある一定の温度を超えると、10分~20分の間でバタバタッと死んでしまう」
→水まきや送風機の設置などで対策するが、ニワトリたちは“夏バテ状態”に
浅野養鶏場 浅野敬貴さん
「夏場はどうしてもえさを食べなくなるので、殻が薄くなったり、小さい卵が増える」
→割れてしまう卵が倍増
ニワトリが産む数も減少
→1日200kgとれるはずの卵は170kgほどに
現在、1kg600~650円で販売
→中東情勢の影響でえさ代が高騰するなど経営難に
浅野養鶏場 浅野敬貴さん
「できれば(1kg)700円ぐらいに上げないと赤字が見えてきている」
@Station_sat