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【戦後も核兵器を持ち込まれた場所“沖縄”】 | 佐藤栄作総理(1968年) 「我々は核兵器の絶滅を念願し、自らもあえてこれを保有せず、その持ち込みも許さない決意であります」 『持たず』『作らず』『持ち込ませず』が核に対する日本の姿勢。しかし、戦後アメリカの統治下にあった沖縄には核が持ち込まれていた 沖縄・読谷村に住む仲村渠さんは、高校生の時に核ミサイルを目にした。名前は『メースB』。その威力は広島型の約70倍 仲村渠一俊さん(72) (Q異様さは感じた?) 「そういうのはないです。(当時)僕は少年だったし、かっこいいなとしか見てない。近くにジェット機とかが落ちたりする時代ですから、慣れているんでしょうね」 ▼特別に『メースB』を配備していた基地の中へ 通路を奥へ進んでいくと、核の発射ボタンが置かれた制御室。そこからミサイルの発射口へつながる。いつでも核ミサイルが撃てるように準備されていた 戦後、沖縄には最大約1300発の核兵器が配備され、アジア最大の核基地になっていた 1950年、アメリカは朝鮮戦争をめぐり中国と軍事衝突。さらにソ連が大陸間弾道ミサイルの技術を確立し、冷戦下の対立が深刻さを増していた →この脅威に対抗するため、アメリカが核戦略の拠点として目をつけたのが沖縄だった 琉球大学 我部政明名誉教授 「沖縄の基地は当時からアメリカにとって自由に使えるところ。つまり米軍にとって都合のいい空間(軍事基地)が沖縄にある。そういうところに核兵器を配備することが最も容易な方法であった」 日米安全保障条約の改定時、アメリカが核を持ち込む場合は日本政府と事前に協議すると決められる →しかし『沖縄を含まない』とされた ▼沖縄では『核の投下訓練』も行われた 沖縄本島の北部に位置する伊江島。当時の島の地図を見ると、投下目標を定める巨大なマークが残る この訓練に参加したという元米軍パイロットのビル・クリスさんに聞くと… 元米軍パイロット ビル・クリス氏 「私たちは『イエシマ』と呼んでいました。兵器の投下練習ができる唯一の射爆撃場だったので、いつも使っていました」 「月に最低20時間は飛ぶようにしていました」 (Q核兵器の投下訓練であると認識していた?) 「まさにそのためのもの。核兵器の投下システムだった」 投下訓練のために米軍は基地を拡大 →伊江島の住民は土地を奪われ、機銃の薬莢や不発弾などを集めて、暮らしを支えた 不発弾の解体中に爆発し、住民が亡くなったという記録も ▼1972年『核抜き・本土並み』を掲げた沖縄の日本復帰に伴い、アメリカの核は撤去 琉球大学 我部政明名誉教授 「核兵器を沖縄に置かなければならない事情がどんどん低下してきた。とりわけ水中で動く原子力潜水艦に(核兵器を)搭載すれば十分ではないのか」 「沖縄の陸地に常時置く必要がなくて、むしろそのことが、沖縄の人や日本の多くの人が反米的な感情にならないためには核兵器を撤去した方がいいという考え」 しかし、日米トップ2人の署名とともに密約が… 『緊急時に再び核兵器を沖縄に持ち込むこと』、『嘉手納・那覇・辺野古の核弾薬庫を維持し使えるようにしておくこと』 →のちの民主党政権がこの問題を検証し「広義の密約はあった」と報告している ▼形を変える『世界を取り巻く核の問題』 7月6日、中国が原子力潜水艦からミサイルの発射訓練を実施 中東では核開発をめぐってアメリカとイランが衝突している 世界には今、1万発近い核が抑止力の名のもとに存在している
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【“消費税1%”基本方針を閣議決定】 | 政府は食料品の消費税率について、2027年4月から2年間、1%に引き下げる方針を決定 加えて臨時閣議では、中低所得者に消費税1%相当の給付 →食料品消費税を実質“ゼロ”に 財源は赤字国債には頼らず、補助金や歳出入の見直しなどで対応するとしている 今後、関連法案を秋の臨時国会に提出し、早期成立を目指す方針
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【NHK職員が出演者から“性被害”】被害者への対応も”不適切” | NHKは職員が番組出演者から性被害を受けていたことを明らかに 職員に対するその後の対応が不適切だったと説明 NHK 小形修一理事 「昨年4月、A職員から番組出演者からの性被害によって体調を崩し、休職した。その後、所属以外での復職を希望したが、認められなかった。なぜ実現しなかったのか、確認したいといった申し出が、労働組合を通じて協会にありました」 「A職員は、番組の出演者などとの懇親会の後、当該出演者により、意に沿わない性被害にあいました。その後、体調不良となり、欠勤、休職に至りました」 「A職員は、被害から1年数カ月後、職場に被害を打ち明けるとともに、所属部局への復職では、被害当夜のことがフラッシュバックするなど、精神状況が悪化するため、別の職場で復職できるよう特段の配慮を強く求めました」 対応にあたった人事局などは、『休職後は原則、元の職場に復帰するもの』として別部署への異動認めず →主治医や産業医の提案も聞き入れず 職員が希望していた部署へ異動できたのは、被害から3年以上後 →職員は性被害の影響によるPTSDと診断 職員からの訴えを受け、外部の専門家からなる調査検討委員会が関係者35人からヒアリングを行う 『特段の配慮がなされなかったこと』『再発防止策等の検討欠如』などを問題点として指摘 NHKは調査検討委員会の提言に基づき、誰もが安心して働ける職場づくりを進めるとしている NHK 井上樹彦会長 「Aさんにさらなる負担をかけ、キャリアに大きな影響を与えたことを重く受け止めています。NHKを代表して、当時の対応の不適切さを心よりおわび申し上げます」
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【被災宅訪問で“ニーズ調査”】高校生もボランティア参加 | 宇城市ではボランティアによる活動が本格的にスタートするのを前に、事前調査が行われる →社会福祉協議会の職員が、被災した家を一軒一軒まわり“困りごと”を調査 ▼宇城市では、被災自治体の中で最も多い約4600棟の家屋に被害 4日までは、障がいや病気などで日ごろから手助けを必要とする人が優先 →5日から一般家庭の調査に着手 71歳住人 「手伝いに来てくれる人が何人かいないと、とてもじゃない。もう気力が失せてしまう」 被災者の中には、親戚の家や車中泊などで自宅を離れていて、把握できていない“見えない被災者”も 宇城市社会福祉協議会 川村将人主任 (Q.“見えていない被災者”にどんな手が必要) 「社協としては民生委員さんと力を合わせ、民生委員さんが回ったものをニーズとしてあげてもらっている。なるべく高齢者が早く情報をもらえるように進めていきたい」 ▼御船町では地震の2日後にボランティアセンターを立ち上げ ボランティアの半数は、県外から駆け付けているが、被災地域の高校生も多く参加 →水分や軽食は、家から持参しゴミは持ち帰り 被災地の高校生(益城町出身) 「10年前とほぼ変わらない。同じ立場になった人を少しでも助けたい気持ちがあった」 5日までに、被害が甚大な八代市と氷川町を除く9つの自治体で ボランティアの受け入れがスタート
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【“見えない避難者”全容つかめず】『車中泊』『在宅避難』なお続く | 高市早苗総理大臣 「現在も約7100名の方々が、避難所での生活を余儀なくされています。そして、さらに多くの方々が在宅避難や車中泊を続けています。丁寧にニーズを確認しながら、一人一人に合った対応をお願いします」 発表される“避難者数”は原則として、市町村が指定した避難所に避難した人数 →今回の地震での避難者は7122人(午後6時時点) 一方で、在宅避難や車中泊をしている人の実態は把握できず… ▼相次ぐ余震などの警戒から車中泊を余儀なくされる避難者も 伊藤実さん(71) 「家が心配で(避難所へ)行けません。誰もいなくなって何かあったら怖いから。1人は残った方が良いかなと。結構いろんな(不審な)車が来ているよという話も聞いたし」 10年前の熊本地震では、発生から2カ月の間に窃盗事件が43件検挙 全国から応援に入った警察がパトロールをしているが、全ての地域を回り切れておらず… 伊藤実さん(71) (Q.物資や飲み物は) 「娘や息子が避難所から色んなものを持ってきてくれる。やっぱりありがたいですね」 ▼八代市の福祉施設では発電機でエアコンを稼働 →エアコンとエレベーターに優先的に電力を回しているため、施設の明かりは消えたまま 福祉施設せんり鏡 太田昭二 施設長 「エレベーターは電力を食う。車いすや杖歩行の人は、階段は無理かな。懐中電灯を持って乗ってもらう。(発電機の)容量があるので、節約で」 入所者は避難所に行かず、施設で“在宅避難”を続ける 福祉施設せんり鏡 太田昭二 施設長 「けっこう認知症の人がいるので、よそに移ると、認知症がひどくなったり、帰って来た時に、ここはうちじゃないとなって、認識が変わってしまう。出来る限り避難所に行かずに、ここで過ごす」 「一般の人だと避難所に行くというのは普通なんですけど、そういうのが、無理ですね。場所や行動を変えてしまうのは、認知症の人には負荷がかかる」 この施設ではDMAT=災害派遣医療チームが、細かな状況を把握 DMAT 深澤高広 医師 「毎日何十もある施設をまずは電話で連絡して、その中からピックアップして、ニーズの必要なところには、直接伺っている」
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【4万戸以上で続く断水 各自治体の復旧見込み】 | ▼熊本県内の断水の状況(正午時点) 宇城市 約1万5575戸 氷川町 約3136戸 甲佐町 約210戸 八代市 約2万4789戸 →計約4万4000戸で断水が続く 復旧について高市総理は8月末までに断水を完全に解消させるべく被災自治体への支援を強化するよう指示 ▼自治体ごとの復旧見込み 宇城市・氷川町…8月末 甲佐町…8月初旬 八代市日奈久地区…8月中旬 →旧八代市地区や鏡町などは8月末 ただ、熊本市から八代市に応援に入っている上下水道局員は「目標は決めているが、復旧の見通しは正直わからない。漏水箇所が多く見つかれば時間もかかる。最大限やれることをやるだけだ」と話す
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【“指定外避難”はリスクも…車中泊などの人数どう把握する?】 | 熊本県内の現在の避難者は7122人(午後6時時点) →指定避難所にいる人数で、それ以外に在宅避難や車中泊などの指定外避難が多数いるとみられる 宇城市担当者によると、指定外避難について「すべての数は把握していない」 その上で、「車中泊の人数も加味した物資量は確保しているので、近くの避難所に取りに来ていただければ」としている 熊本大学 竹内裕希子教授 「コロナ後『分散避難』の考え方が広まり、車中泊や在宅避難も選択肢の一つになった」 「今回のように真夏の避難となれば熱中症以外にも様々な健康リスクや災害関連死の恐れが高まる」 →指定外避難者の情報を把握する必要性も ▼指定外避難どう把握する? 現在市町村の災害対応は、他自治体からの応援も含め、行政職員を中心とした計画が主 熊本大学 竹内裕希子教授 「罹災証明の交付などは行政職員しかできないが、地域の声かけなどは行政職員以外でもできる」 「ボランティアや地域の防災士・民生委員なども含めて役割分担を事前に検討する体制があれば、避難者の把握にも有効」 「スマホの位置情報データを利用して点在する車中泊の位置や数などを把握することは難しくない。そうした把握方法を自治体の外とも連携しながら導入していくことは今後十分可能」
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【10年前に補強も…煙突倒壊で9人死亡 日本製紙が会見】 | 熊本で発生した地震により、工場の高さ80mの煙突が倒壊し9人が亡くなった日本製紙が5日、会見を開いた 会社側の説明によると、当時工場の敷地内には社員が186人、さらに協力会社などの228人の計414人が勤務 工場には煙突が5本あり3本に被害 →このうち80mの煙突が真ん中から折れて倒壊 目の前にある2階建ての建屋を直撃した この建屋の2階では社員8人がデスクワークをしており、6人が死亡。2人は救助され治療中 さらに、1階では工場のメンテナンスをしていた協力会社の社員ら3人が死亡 岡山市消防局 大森浩章 消防司令長 「削岩機を使いコンクリートを少しずつ砕き、手掘り作業で。事務所というところで、デスクがあるところで座った状態で、天井や煙突の崩落・落下という状態で、はさまれていたということが一番多かった」 ▼今回死傷者を出した煙突は1970年に設置された鉄筋コンクリート製 発電用ボイラーの煙突で地震発生時は停止中だった 日本製紙 山邉義貞 八代工場長 「今回倒壊した煙突は、2006年その前1997年に点検しています。2016年に熊本地震が起きてその後補強工事をやっています」 被害を受けた他の2本のうち2009年に設置された強化プラスチック製の煙突は先端が折れる被害。1958年に設置された鉄筋コンクリート製の煙突は倒壊した 日本製紙 山邉義貞 八代工場長 「老朽化していたかどうかは事故の調査委員会で調べないと、私どもも今近づけない状態、現時点ではわからない」 Q煙突の交換時期はない? 「一般的に鉄筋コンクリートの寿命かと思います」 ▼なぜ煙突が倒壊? 八代市では震度6強を観測 工場付近では『長周期地震動の階級4』を観測 →立っていることができないとされる最大値 京都大学 工学研究科(耐震工学) 高橋良和教授 「一般に搭状の建物は長周期地震動で揺れやすい代表的な構造物。細長い構造物の場合むちのようにしなる。特に大きく揺らされたと考えられる」 日本製紙は操業再開のメドは立たないとしているが、現時点で閉鎖する考えはないとしている
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夜9:54から #スマホでも報ステ# TVerでも #リアルタイム配信# ▼熊本地震で煙突倒壊9人死亡 日本製紙が会見 ▼熊本避難者7000人超…実態は? ▼4万戸以上で続く断水 復旧はいつ?
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【熊本地震から1週間】支援物資あるのに届かず | ▼八代市ではホテルなどへの2次避難が開始 2次避難した人 「(避難所は)夜もよく眠れないですからね。しっかりプライバシーが保たれて過ごした方が良いかなと」 ▼爆発事故で従業員7人が亡くなった『イオンモール熊本』の店舗前の道路には花束などが置かれていた 献花に来た人 「きょうで1週間なので」 (Q.テナントの従業員の関係者) 「違うが、毎週(イオン)行っていた。かわいそうすぎて」 死者:38人(関連死含む) 住宅被害:13,690棟(午後6時時点) 避難者:7,538人(午後6時時点) 住民 「公費解体の前に自分で片付けようと。屋根が落ちているので、中の物が取り出せない」 公費解体は自治体が建物の解体や撤去を行う仕組み →公費解体を待っていては生活再建が進まないという声も 住民 (Q.震災からきょうで1週間) 「何から手をつけていいか分からない。どうしようもない」 衛星が捉えたデータでは、震源の南東側で地面が大きく動いていたことが浮き彫りに 国際航業RSソリューション部 鎌形哲稔部長 「表層での変化が大きなところほど、しま模様の境界が短くなっていく、狭くなっていくというような特徴を持っています」 「特に平野部のところでしま模様が成立しなくなっているので、この辺りで大きな変状が起こっていることが予測されます」 ▼宇城市役所には罹災証明書の発行を求め早朝から行列 住民 「朝の3時半くらいから並んでいる。私の家はほとんど全壊に近いようなものなので、これからの生活をどう立てていくかを考えると、罹災証明書がないと安心できない。計画ができないので」 公費解体をはじめ、公的な支援を受けるためには罹災証明書が必須 →市の1日の対応人数には限り ▼高市総理は“プッシュ型支援”を指示 高市早苗総理大臣 「今回の視察では、水に関する要望を多く伺った」 「給水車の派遣など、プッシュ型の支援を継続・加速して、緊急度の高い避難所や医療機関などを中心に、確実に水をお届けしてください」 「8月末までにすべての被災地域で完全に断水が解消されるよう全力で取り組んでください」 国土交通省によると八代市、宇城市、甲佐町、氷川町の合わせて4万4000戸で断水が続く →甲佐町では早ければ今月上旬に解消見込み →他の自治体は月末までかかる見通し ▼“断水”の影響が各所で発生 八代市の田んぼでは断水が続いたことで、地面が干からびひび割れているところも 農家 「日中はここで片付け。半年…1年はかかるかな」 (Q.この1週間何も変わっていない) 「状況は変わっていない」 (Q.このままの状況が続くと) 「多分、枯れるんでしょうね。全滅かもしれない」 県内54の医療機関が被災 →うち50が断水 氷川町の地域の拠点病院では、給水車から敷地内のタンクに水を入れる作業が続く 病院には熱中症とみられる症状を訴える人が次々に搬送され、給水車が命綱に 八代北部地域医療センター 吉田光宏院長 「幸い停電がなく、医療活動は継続していたが、断水で貯水していた受水槽の水が1日半で枯渇してしまった」 「そのまま断水が続けば病院機能がダウンし、いったん病院の機能を停止しようと思っていたが、定期的な水の補給で、業務は継続できている状態」 ▼高度医療を担う病院では外来受付を段階的に再開したが… 三宅好久さん(70) 「先週入院する予定だったんですけれど、きょう来て、入院の打ち合わせや手術の打ち合わせをしてきたところ」 (Q.どんな病気で入院する) 「すい臓がん。今度は抗がん剤の治療に入るということで」 熊本労災病院消化器内科 千代永卓部長 「まだ内視鏡診療が不十分な状態。胃カメラや大腸カメラを使った処置ができていないが、それも数日以内にと目指しています」 (Q.数日以内の再開のためには水が必要) 「水が今一番の問題ですね。洗浄で」 八代市では避難所で新型コロナ感染を確認 ▼支援物資は“足りない”? 宇城市内の避難所でも水問題が… 家族4人で避難(20代) 「胃腸炎はやりそうなので、消毒お願いしますと声掛けがあっても、こまめに手を洗うこともできない」 別の避難生活を送る人(60代) 「3日からシャワーは自衛隊が準備していたのですが、まだ全員は入れていない状態」 避難生活を送る人からは、食料や飲み水が足りていないという声も上がる 宇城市役所に隣接する多目的施設には、水などを入れた段ボールが倉庫に次々と運び出されていた →避難生活者に配送できるメドが十分に立たず、市は新たに支援物資を送ってこないよう呼び掛け 宇城市 末松直洋市長 (Q.宇城市では物資の受け入れを一時停止している) 「今、保管場所も足りていないということで、新たに確保できているところからまた受け入れを始めようと」 (Q.物資がある中での課題は) 「(物資を)頂いていることは本当にありがたいこと。それを被災者に配るマンパワーが足りてないのが実情じゃないかと」 「例えばこれから来られるボランティアさんとか、その人たちに支援物資を運んでいただくことも、今後進めていかなければならない」 (Q.モノはあるが届ける術が) 「(ないのが)もどかしいところ」 氷川町では他の自治体から応援に来ている職員や、民間企業やボランティアの力も借りて対応 氷川町役場の職員 (Q.他の自治体や企業の応援があってやっとできている状況か) 「その通りでございます」 (Q.既存の氷川町役場の人員では足りなかった) 「これはもう絶対足りてない。本当に助かっている」
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【なぜ“店内に戻る指示”】従業員が爆発に巻き込まれ死亡 | イオンモール熊本の2階にあった雑貨店ハビタで、『売上金を金庫にしまってほしい』という指示を受け、店内に戻った従業員2人が爆発に巻き込まれ死亡 ▼どのような過程で指示が出されたのか ハビタ 湯瀬剛二 営業部長 (Q.地震のマニュアルはあったのか) 「マニュアルは、ビルの指示に従うということで、独自のマニュアルというのは持っておりませんでした」 地震発生時、営業部長は菊陽町の店舗で避難。電話などで各店舗の状況確認や安否確認を行っていた 休日だったイオンモール熊本店の店長が従業員に連絡を取り、営業部長に報告 →現場の状況等は“間接的”に報告 営業部長が避難していた菊陽町の震度は5強で、イオンモール熊本は震度6強 →指示は営業部長がいた店舗の対応を基準に出されたという ハビタ 湯瀬剛二 営業部長 「私が避難した(菊陽町の)駐車場に支配人から説明があって、『きょうは営業中止ですので、荷物をとって退室してください』と。安全確認が取れたということで、(各店舗でも指示が)あると認識をしておりました」 営業部長は、自分がいた店舗では、館内に戻り売上金を金庫にしまえたことから4店舗に同じ指示 ↓ イオンモール熊本店の店長を通じて従業員に指示が伝えられる ↓ 従業員2人が店内に戻り、爆発に巻き込まれる ハビタ 湯瀬剛二 営業部長 「本当に言った指示というのは間違いありませんので、そこがすべて私の責任であると思っていますし、 本当に申し訳ないと思っております」 ▼従業員3人が死亡したオンワードHDも当時の経緯を公表 地震発生直後、営業担当がイオンモール熊本内で働く従業員に連絡 すでに3人が外へ避難していたことを確認 ↓ 約45分後、従業員から『貴重品を取るために店舗に戻ることができたが何かやることはありますか』との連絡が入る ↓ 3人が施設内へと戻ったことを知った担当者はすぐに外へ出るように指示 ↓ その後、爆発が発生し連絡が途絶える 従業員3人の遺体は、店がある2階ではなく1階の出入り口付近で発見される オンワードHDは『身の安全の確保を第一に、施設管理者の指示に従って、適切に行動するよう指導してまいりました。しかしながら今回、結果として当社の指導が不徹底であったものと深く反省しております』としている 避難後は館内に戻らないと定めているイオンモールに「どうやって館内に戻ることができたのか」「誰かが入館を許可していたのか」イオンは現在、確認中としている
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【“超高齢化”の町 福祉避難所の1日】 | ▼避難所運営の過酷な現状 午前8時半に泊まりシフトを終えた職員は… 氷川町の職員 「これから仕事です。通常業務です」 (Q.役場に戻る) 「そうです」 (Q.ずっとこういう生活) 「休む時間もありますけど。まぁどうにかやります」 →町役場に戻り夕方まで働くという 公民館に避難してきた人は… 前田自力さん(85) 「4日目ぐらいから、ちょっと寝られるように。なかなか慣れない」 (Q.いま一番何がしたいですか) 「一番したいのは、とにかく家を早く片付けて我が家で住むこと」 「うちは母ちゃんが要介護4、身体障害者で。母ちゃんの面倒も見られない。なかなか片付けに行かれない」 ▼氷川町で唯一の『福祉避難所』では… 高齢者や障害のある人など配慮が必要な人を受け入れを行う →もとから福祉避難所として指定された場所ではない 町が事前に定めていた2カ所の福祉施設が地震で停電 →電気が生きていた公民館に自然と人が集まって来たため、急きょ福祉避難所に 常駐する医療や福祉の専門スタッフがいない代わりに、以前から訪問看護で来ていた看護師が対応してくれたという 4日から災害医療チームや福祉支援を行う専門チームも本格稼働 鹿児島市立病院 災害支援看護師 「集団生活なので、他の人の目線とか音が気になって寝られない。そういう訴えが多くなってくる」 「活動量が減ってくることでお通じが出ないとか、食事もちょっと偏った保存食ばかりなので」 氷川町はほぼ全域で断水が続き、避難所では料理できず →支給される食べ物の種類が限定 限られた状況の中で喜ばれているのが… 谷口麗子さん(78) 「この前サラダいただいて、うれしかった」 母 容子さん(98) 「お野菜がこんなおいしいと思ったことない」 しかし、トイレも使えず、風呂にも入れず、洗濯もできない状況が続く 休む時は座布団にペットボトルを挟み枕に… 木下スズエさん(88) 「お風呂に入って頭を洗いたいですよね。頭を洗いたいのが一番」 (Q.低いと首が痛い) 「耳鳴りと頭痛がして」 避難者(70代) 「本当にいろんな人が助けてくれた。一人暮らしで、わがままなんでしょうから、みんなと足並みをそろえられるか、すごく心配されて」 「でも合わせないと前に進めない。合わせないとここにいられないじゃない」 作原勉(77) 「動かないとだめだ。足腰が動かなくなる。寝てばかりいるから」 西村勝一さん(75) 「向こうの部屋にテレビがあったけど、つかない気がした。テレビ観たい、高校野球。まだまだ長い、先が」 鹿児島からの炊き出しに… 避難者 「おいしい。お野菜よりはやっぱり肉よね」 JMAT宮崎県医師会 名越秀樹医師 「偶発的に発生した避難所という理解」 (Q.実際にみて) 「やっぱり高齢の方が多い。全盲の方もいる。援助できることはコツコツとやっていくしかない。必要なものを対応していく」
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【拳銃使用は「適正」“包丁男”への発砲で警察が見解】 | 熊本・合志市のコンビニで7月22日、男が公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。警察は4日、逮捕直前の発砲が計4発だったと明らかにした →1発は威嚇射撃、その後容疑者に向けた3発のうち2発が命中 再三に渡り警告や発砲予告をしたにもかかわらず、容疑者が警察官に対し刃物を突きつけ続けたため、早急な制圧が必要と判断し、拳銃の使用は「適正」だったと説明
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【線路内で列車とトラックが接触】 | 午前11時ごろ、横浜市青葉区の信号のない交差点で、トラックと軽ワゴン車が衝突 この事故により、トラックが東急電鉄『こどもの国線』の線路内に進入 →トラックは走行中の電車と衝突 警察によると電車には約100人乗車。けが人はいないという トラックと軽ワゴン車の運転手がけが こどもの国線は運転を再開
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【消費税減税あす閣議決定へ】鈴木幹事長「財源の説明を」 | 5日、閣議決定される見通しの消費税引き下げについて、自民・鈴木幹事長は政府が国会などで財源について説明すべきと述べた 自民党 鈴木俊一 幹事長 「確かな財源。(1年で)5兆円とも言われる代替財源は、しっかりしたものがあることを政府として示していただかなければならない。財政規律を守る。これはとても大切なこと」 自民党は食料品の消費税率を2年に限って1%に引き下げる案について、3日の合同会議で大筋了承 高市総理は党の政調審議会と総務会での了承を経て、5日にも閣議決定したい考え →秋の臨時国会で法案提出を目指す 鈴木幹事長は財源や円安への懸念が党内から指摘されていて、『国会答弁等が重要』との認識を示す
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【支援物資“地域”で支え合い】自主避難所で続く避難生活 | 「氷川町にある西福寺というお寺に来ている。後方にある正面の門は倒壊してしまっている。境内にある本堂も柱が傾いてしまっていて、様々なものが倒れている」 「こうした状況下で、西福寺は地震発生当日から地元の方々を受け入れる“自主避難所”として機能してきた」 「行政が指定をしている公的な避難所ではないが、車が被災して移動できない方や、高齢で離れた場所にある避難所まで行くことができない方々を受け入れてきた、地元に根ざした支援拠点となっている」 「支援物資は、全国の繋がりがあるお寺や地元のコミュニティから集まってきている。大人用のオムツや子ども用の粉ミルクに加えて、甘いお菓子やスイーツ、一息できるようなコーヒーといった嗜好品が大変喜ばれている様子だった」 「発災から1週間が経過して、疲れが蓄積してきているところ、心をリフレッシュできるような品が大変貴重なんだという声を多く聞いた」
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【川底から軍艦やマンモスの化石が…ヨーロッパで“歴史的干ばつ”】 | ヨーロッパ10カ国を流れるドナウ川が歴史的な干ばつに見舞われ、戦時中に沈没した貨物船やナチスドイツの軍艦が出現し、マンモスの化石も発掘 干ばつの原因の一つは、ドナウ川の上流ドイツ、オーストリアの少雨。上流から下流まで、水位は前例にない低水準になっている ▼原発を停止する事態に 電力を供給するチェルナボーダ原発の冷却水を確保するための緊急措置としてルーマニア軍が3日、約180kgの爆薬で岩盤を爆破 国は警戒態勢を宣言 一部の自動車メーカーは8月中旬まで生産停止に ▼ハンガリーでもエネルギー危機 国内の電力の約半分をまかなうパクシュ原子力発電所は4基のうち3基を停止 →新たに発電するだけの冷却水が不足しているため こうした中“酷暑日”予想も… ハンガリー マジャル首相 「パクシュ原発が稼働しない一方で、(7日までの5日間)気温40℃の酷暑日が予想されています」 原発の稼働停止は数週間に及ぶ可能性があるとの指摘もあり、予断を許さない状況が続いている
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【被災地に物資が届くまでの“あと1歩”をIT技術で支援】 | 京都大学防災研究所 畑山満則教授 「モノや人が足りなくなるのが大災害。実際にモノがない、人が足りないというのは現場でも非常に強く感じた」 「ただ、あるところまでモノは来ているという話もあり、そこから最後、本当に必要としているところに届けるという『ラストワンマイル問題』が課題だと強く感じた」 「ラストワンマイル問題は、モノが本当に欲しい人に届かないと解決しないという問題」 「この問題を解決しようと思うと『どこに支援を求めている人がいるのか』そして『誰がどのようにそこに運ぶのか』という問題を解決する必要がある」 「これは2016年の熊本地震の時もあったし、能登半島地震でも強く感じた。この問題自体は過去の阪神淡路ぐらいの時はなかなか顕在化しなかったが、近年の大災害では顕在化している問題ではないか」 ▼デジタル技術の活用について 10年前の熊本地震の時と今回で変化は? 「10年前はなかなかデジタル技術を活用するのにハードルが高かった。紙で物事を進めていくという形が多かった」 「これに対して今回はタブレットやスマートフォンを使って、最初から情報管理を前提に全体の物質の管理なり、被災者ニーズをこなしていくことを考えられているのが目立つ」 「我々も今回、八代市役所にスマートフォンを届けたが、そこではこれから災害ボランティアセンターが立ち上がって、保健師さんが健康状態のチェックなどをしに行く。そこでスマートフォンを使ってデータを入れるという取り組みが始まろうとしている。2016年の熊本地震ではなかなか見られなかったところ」 ▼デジタル技術をどう活用し生かしていくべき? 「近年はスマートフォンのデータから、誰が、どのぐらいの人数が、どの場所にいるかという情報が手に入るようになってきた」 「こういう情報を使うと、なかなか声を上げられていない、在宅で被災されている方、あるいは車で避難されている方の場所がざっくりとわかる」 「最後はマンパワーでそういう人たちを探していくとことが必要だが、効率よく、少ない人に頑張ってもらって、多くの声を上げられない人を探し出していくという形につなげられるのではないか」
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【多摩動物公園でライオン3頭死ぬ “熱中症”か】 | ▼最初の異変は7月18日 飼育していた16頭のうち、2頭が体調不良となり、22日までに10頭が治療を要する状態に →いずれも“熱中症”の症状 28日に3歳メス『ムギ』が、31日に11歳メス『イチゴ』が、8月2日に15歳メス『ルエナ』が死んだ 3頭ともに暑さの影響による全身の脱水や多臓器不全が認められたという ▼ライオン舎の室温は最高で“30℃” もともとライオンが生息しているのは、アフリカのサハラ砂漠から南の暑い地域 →飼育スタッフの間では、ライオン舎内の気温が特段高いとは認識せず 東京大学(獣医学)唐木英明名誉教授 「ライオンは汗をかかない。その代わり大きく呼吸をし、気道の水分を飛ばす。そうすると水分が蒸発し、体温が下がる」 「湿度があまりに高く、体温が十分に下がりきらなかった」 「2番目の理由、サバンナの温度変化はゆっくり上がり、ゆっくり下がるというパターン」 「今年の東京は7月中旬、梅雨明けから急激に気温が上がった。そうすると人間もそうだが、熱に慣れる時間がなかった」 多摩動物公園では現在もオス2頭、メス1頭の体調が回復しておらず、クーラーの設置や点滴で治療を続けている
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【『食べ物盗みに…居合わせ殺害』ベトナム人の男が関与か】 | 埼玉・飯能市の山林で、91歳の女性遺体が見つかった 女性は1人暮らしで、『行方が分からない』と長男が警察に通報していた 捜査関係者によると、別の事件で逮捕されたベトナム国籍の男(33)が、取り調べの際に、女性の自宅に『腹が空いて食べ物を盗みに入った』『居合わせたので首を絞めて殺した』などと話していることが分かった 警察は事件の詳しい経緯を調べている
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