【“災害関連死”防ぐには】過去の教訓と新たな課題
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▼真夏の被災で災害関連死どう防ぐ?
10年前の熊本地震では死者の8割が“災害関連死”
特別養護老人ホーム「早尾園」潮﨑伸子 副施設長
「入居者には水分摂取させないと、高齢者の場合は脱水が一番心配です」
熊本・氷川町の高齢者施設では、地震発生直後に停電で冷房が使えず、発熱など24人が体調不良
→現在、電気は復旧したが断水が続く
30日夜に25tの水が給水されたが、節水しても1日7~8tの水が必要
→給水が無ければ数日で枯渇に
取材中、飲料水などの支援物資が到着
→浄水場が被災しているため今後も節水
被災したスタッフは車中泊などを続けながら勤務
特別養護老人ホーム「早尾園」 松岡瑛美さん
「ご利用者さんの命を預かる仕事なので、子どもを連れてでも出てこれる私が出てこないといけないなと」
特別養護老人ホーム「早尾園」潮﨑伸子 副施設長
「1週間経てばどうにか落ち着いてっていうのが、前回(2016年)の災害だったので、それを教訓としてみんな頑張っています」
▼10年前の教訓が生きた場面も
宇城市役所・豊野支所では、公的支援を受けるために必要な『罹災証明書』の受付を開始
午前6時半から受付に並んだ中村さんの自宅は瓦が落ち、壁には亀裂が入り家全体が傾いてしまった
『罹災証明書』の発行に写真などの被害状況の記録が必要で、10年前の経験が生きたという
中村徹さん(46)
「(被害の)写真を残しています、全部。4方向で撮った方がいいとか」
(Q.10年前は)
「写真撮る前に片づけちゃったりとかしていたので」
▼この時期ならではの“新たな課題”も…
10年前も避難所運営 宇城市役所 笹山裕斗さん
(Q.いま一番困っていることは)
「やっぱりこの暑さ」
平時は中学校の武道館として使用している避難所には、エアコンは設置されておらず、扇風機などで暑さをしのぐ
10年前も避難所運営 宇城市役所 笹山裕斗さん
「(避難者から)『寝苦しい』、『冷房を効かせてほしい』という要望」
▼10年前の“割れ残り”の影響で地震が発生したか
道路や参道には大きな“ズレ”が発生
福岡教育大学 岩佐佳哉氏
「断層運動によって右横ずれしたという証拠になる」
調査チームによると10年前の地震で動いたのは、『布田川断層』と『日奈久断層』の一部分
→“割れ残り”が今回の地震に影響したと分析
福岡教育大学 岩佐佳哉教授
「2016年の地震の時に断層が出なかった区間、ここはエネルギーが溜まっていたことから今回地震がおきてしまった」
日奈久断層は八代海まで伸びていて、政府の地震調査委員会は今後も大きな地震が発生する可能性を指摘
福岡教育大学 岩佐佳哉氏
「割れ残ったところが次に活動する場合、それ(断層)が海の中に入っていくので、海底が変位すると津波を引き起こすので、備えないといけないということになる」
@Station_sat