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X利用のみなさん、おはようございます!平日ラス前木曜日、今日の名古屋は曇り空が続いていて雨が少し降っています!スッキリしないお天気が一日に続くようです!気温は低いですが、蒸し暑さを感じます!ここあは今日もお家で待機です!今日も元気に頑張りましょう!素敵な一日をお過ごしくださいね!
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AIのシステムプロンプト(ユーザーには見えない、開発者が事前にAIへ埋め込む行動指示)を、実際に流出・公開された88の商用AI製品から集めて監査した論文が出ていた( 論文はAISPA(Artificial Intelligence System Prompt Assurance)という枠組みを使い、身元の透明性・誠実さ・プライバシー保護・安全な行動など8つの観点から3249個の指示を「ユーザーを守る指示」か「ユーザーの不利益になる指示」かに分類している。 結果、88製品中87製品は最低1つ保護的な指示を持つ一方、8観点すべてをカバーしているのはわずか23.9%。さらに34製品(38.6%)には、ユーザーの利益に反する指示が少なくとも1つ混じっていた。プロンプトの平均文字数も2024年の9千字強から2025年には3万字超へ、保護的な指示の数も15.0個から38.4個へと2倍以上に増えている。 企業ごとの差も大きく、Anthropicは製品あたり平均62.3個の保護的指示・0.1個の問題ある指示ともっとも手厚い一方、Veniceだけは問題ある指示(3.0)が保護的指示(2.0)を上回っていた。 グレーゾーンの指示も見つかっている。あるプロンプトはAIに自らを「友達」と名乗らせ、会話を終えようと提案することを禁じていた。見えない場所でAIの人格は、こうして日々設計されている。
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大規模言語モデル(LLM)に「株の大口注文をいつ・どれだけ売買するか」を決めさせる研究が出ていた( 機関投資家が大きな注文を一度に出すと価格が動いて損をするため、小分けにして執行する(親注文執行)のがアルゴリズム取引の基本課題。従来はTWAP(注文を時間で均等に分割する手法)のような固定ルールか、個別に学習させたモデルに頼るしかなく、市場の前提が変わるたびに弱くなったり再学習が要ったりした。 この論文が提案する「PACE」(先読み制御執行、の意)は、LLMに役割を分けて執行させる。Planner役が数十分単位の値動きの方向性を読んで大まかな配分計画を立て、Executor役がそれをもとに数分単位で数量を上下させる。市場の前提を置かず、専用の学習も不要というのが利点。 深セン証券取引所の実データで検証したところ、PACEはTWAPやAlmgren-Chriss(伝統的な最適化手法)、XGBoost/LSTM(学習ベースの手法)をすべて上回り、最も成績の良かった手法よりも0.65bps(ベーシスポイント、1万分の1)高い成績を出した。年間1000億ドルを取引するファンドなら年間650万ドルのコスト削減に相当する規模で、1,680件の注文全体でLLMのAPI利用料はわずか30ドル程度だったという。 行動特性も興味深く、人間の投資家は自信過剰だと成績が悪化しやすいが、このLLMは自信度が高いときほど成績が良かった。締め切り間際に慌てるのではなく、早めに多く取引を終わらせる傾向も見られた。
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画像を見ながらOCRや検索といった外部ツールを使って答えを出すマルチモーダルAIエージェントの評価を、最終的な正解率だけで済ませるのは足りない、と指摘する論文が出た( 正解にたどり着けたとしても、それが根拠のある推論の結果なのか、途中の誤りがたまたま打ち消し合って正解しただけなのかは、最終的な正誤だけでは見分けがつかない。論文はこうした失敗パターンを4つに整理しているが、なかでも厄介なのが「Phantom Grounding」と呼ぶ現象だ。証拠そのものは正しく引用しているのに、結論に出てくる数字や固有名詞がその証拠には書かれていない、一見もっともらしいのに中身が伴わないケースを指す。 研究チームが提案するLedgerMindは、推論の途中経過を1本のテキストに垂れ流すのをやめ、ツールの出力(OCR結果や検索結果など)を出どころ・種類・信頼度付きの「証拠台帳(Structured Evidence Ledger)」として記録する。以降の推論は台帳に載っている証拠しか引用できないうえ、引用しているだけでは不十分だとして、結論の数字や固有名詞が引用元の証拠と実際に一致しているかまで照合する。簡単な質問には軽い経路、複雑な質問には重い経路へ自動で振り分け、余計な深読みで正しい答えを崩す「考えすぎ」も防ぐ。さらに、間違いに気づいたときの修正も自由に書き直させず、証拠の差し替えやツールの呼び直しなど決まった操作だけに絞っている。自由な書き直しは、直しているつもりで新しい未検証の主張を紛れ込ませやすいためだ。 VTC-Benchというベンチマークでは、Gemini-3-Flashと組み合わせて58.9%(同じモデル単体の素の性能から+12.4ポイント)まで伸ばし、既存手法の最高値を更新している。検証した中で一番性能が低かったKimi-K2.6ほど伸び幅が大きく、あるサブベンチマークでは正解率が19.5%から46.0%(+26.5ポイント)まで跳ね上がった。もっとも興味深いのはアブレーション実験(仕組みを1つずつ外して効果を確かめる実験)で、この証拠台帳を丸ごと外すと正解率が68.9%から53.5%まで急落する。「証拠を引用しろ」と指示するだけでは足りず、構造として引用先を強制する部分こそが効いている、という結果だ。
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Aureka BiotechnologiesがUS$100 millionのSeries Bを調達した( million近くに達したという。Granite Asiaが第1トランシェを単独で拠出し、後続トランシェは戦略投資家が主導、HighLight Capital(HLC)と既存株主のMPCi、NRL Capitalも参加した。 資金の使い道が興味深い。次世代の生物学的基盤モデルを大規模に訓練し、de novo分子設計(既存分子の改変ではなく、ゼロから候補を設計すること)、生体構造モデリング、機能予測を強化する。同時にLab-in-the-Loop(モデルの仮説を実験で検証し、その結果を次の学習へ戻す仕組み)も拡張する。 ここでいう実験は、最後に答え合わせをするだけの工程ではない。AIエージェントが分子を生成し、実験を設計し、単一細胞の機能スクリーニングや高スループット検証で確かめ、結果をモデルへ戻す。モデル→実験→データ→更新の循環そのものを、薬物探索の基盤にしようとしている。 Aurekaの生物学的基盤モデルAuraIDEは、社内のタンパク質共進化データで訓練されている。オープンソース版のOpenDDEは、抗体と抗原の立体構造予測を測る公開ベンチマークFoldBench v1の第三者評価でも紹介された。 創業者兼CEOのWeian Zhaoは、最終的に生物学的ワールドモデルを目指すと説明している。これは分子の静的な構造を当てるだけでなく、分子同士の相互作用や設計結果をシミュレーションし、AIエージェントが薬の設計を計画、実行、反復するモデルだ。 「モデル単体の性能」を競う段階から、「実験データをどう継続的に生み、モデルと薬の候補を同時に更新するか」を競う段階へ。Aurekaの発表は、AI創薬の本体がモデルではなく、モデルと実験を閉ループで接続するR&Dインフラへ移りつつあることを示していると思う。
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River AIが、シードとシリーズAを合わせて11億ドルを調達した( 6月10日の会社発表から約2カ月で、この規模。General CatalystとAMP PBCが主導し、NVIDIAとAMD Venturesが戦略投資、Y CombinatorとTemasekも参加している。 Riverが目指すのは、汎用AIを借りて使うだけの世界ではなく、企業や個人が自分で訓練し、所有できる「パーソナルAI」だ。最初の製品であるRiver APIでは、強化学習(試行錯誤の結果を報酬として学ぶ手法)とLoRA(モデル全体を作り直さず、一部の重みだけを調整する手法)を使い、オープンウェイトモデルを用途に合わせて変えられる。 同社によると、複雑な強化学習もインフラ専門チームなしで15〜20分で完了し、クローズドな代替手段に比べてコストを2〜4倍抑えられるという。これはRiver自身の公表値で、第三者評価はこれからだ。 11億ドルが賭けられた先は、単なる巨大モデル競争ではない。モデルを誰が所有し、誰のために学び続けるのかという、AIの主導権そのものだと思う。
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浙江大学と清華大学の研究チームが、ロボット制御向けの世界モデル(行動を起こすと画像がどう変わるかを予測するモデル)に対して、探索なしで行動を決められる新しい学習法「INTACT」を提案した(https://arxiv[.]org/html/2607.26056v1)。 画像はその全体構成。従来はゴールに近づく行動をCEM(大量の行動候補をランダムに生成してシミュレートし、良さそうなものを選ぶ探索的な計画手法)で毎回探すのが定番で、1回のプランニングに平均1.48秒かかっていた。INTACTは同じオフラインの実演データから「今の状態から実際に起きた変化」と「今の状態からゴールまでの差分」の両方を、1つの共有した行動予測モジュールに同時学習させる。これにより探索を一切使わずにいきなり行動が出せるDirect制御が可能になり、レイテンシは2.9〜5.5ミリ秒まで縮んだ。 PushT/Cube/Reacher/TwoRoomの4タスクをそれぞれ個別に学習したモデルでも、Directだけで成功率85.78%/100.00%/97.67%/97.89%を達成。Direct案の周辺だけをCEMで軽く確認するごく小さな検証(候補384個、CEMの9,000個の23分の1)を足すと、4タスク平均96.86%、最も苦手なタスクでも92.22%まで伸びる。1つのエンコーダ(画像を圧縮した表現に変換する部分)で4タスクを同時に学習させても平均89.39%届き、土台となった従来の世界モデル「LeWM」に対しタスクによっては最大42.44ポイント差をつけた。 興味深いのは、同じ共有エンコーダの設定で行動を出す部分を完全に無効化し、旧来のCEM探索だけで評価しても、INTACTの目的関数で学習した表現のほうが成功率が66.17%から70.08%に伸びる点。行動予測ヘッドを追加しただけでなく、世界モデルの表現そのものを底上げしていることになる。
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深層学習の歴史を振り返ると、AlexNetが「手作業で工程を分けるより、入力から出力まで丸ごと1つのモデルで学習させる(end-to-end)方が強い」ことを示したのが革命の始まりだった。ところが生成AIだけはこの流れに乗り切れていない、という指摘から始まる論文が公開された(https://arxiv[.]org/html/2607.27372v1)。 拡散モデルや自己回帰モデル(要素を1つずつ順番に予測して生成するモデル)など、今の生成AIはどれも「生成の手順を細かいステップに分解する」ことで動いている。拡散モデルなら、ノイズだらけの画像を少しずつクリアにしていく数百ステップだ。これは「1つの入力に無数の正解がありうる」多峰性(複数の正解パターンがある)分布を、各ステップではほぼ一意な予測に絞り込むための工夫だが、この分解のせいで学習時(1ステップだけ予測)と推論時(数百ステップ繰り返す)でやっていることが食い違い、end-to-end(学習と推論の手順を完全一致させる訓練方式)にはなっていなかった。 この論文の「Explorative Modeling(探索的モデリング)」は逆転の発想で、生成の手順は分解せず学習ループ自体を分解する。各学習ステップでモデルに複数の候補を生成させ、正解データに一番近いものだけを使って学習する(best-of-k方式)。候補が1個だとモデルの最善手はすべての正解の平均になりぼやけた画像しか出せないが、候補をk個に増やすとそれぞれが別々の正解パターンを担当できるようになる。論文中の犬画像の比較が分かりやすく、候補1個ではほぼ完全にぼやけた模様、候補50個まで増やすと元画像とほぼ見分けがつかない鮮明さになっている。 この「探索の量」はパラメータ数・データ量に続く第三のスケーリング軸として機能し、画像・動画・言語のすべてで性能が単調に向上する。しかも効果はスケールが大きくなるほど強く、データ量を増やした場合の改善幅は7%から36%へ、モデルサイズを増やした場合は13%から23%へ拡大した。効率面ではFLOP(計算量)効率が4.1倍、サンプル効率が6.2倍、パラメータ効率が47%改善し、最強の画像生成レシピではImageNet 256×256でガイダンスなし1.43 FID(生成画像の品質指標、小さいほど良い)というほぼ最先端の性能に到達している。動画生成では過学習も抑えられ、FVD(動画品質指標、小さいほど良い)の最良値が探索なしの37.5から探索ありで30.0まで改善した。 さらにロボット制御タスクでは単体のend-to-end生成モデルとしても機能し、拡散モデルベースの手法と同等の性能を推論ステップ数16分の1から256分の1で達成した。数百回繰り返していた予測が、たった1回の計算で済むことになる。
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Microsoftの研究チームが、画面を操作するAIエージェント(computer-use agent)を訓練するための合成環境「Echoverse」を発表した(https://arxiv[.]org/html/2607.28074v1)。 AIエージェントは、自分の操作が実際に何かを変化させる場でしか学習できない。でも本当に鍛えたい相手はメールや銀行、カルテのようにログインが必要で状態が刻々と変わる(stateful)アプリで、本物のサービスを壊すわけにはいかない。そこでデータベースごと丸ごと動く合成環境を代わりに使う。 これまでの手法はこうした合成環境を大量に作ることに力を入れてきたが、この論文は数より深さだと主張する。レシピサイトAllrecipesを模した環境で試したところ、浅い環境で訓練すると実際にベースモデルより性能が落ちてしまった。逆に、権限やエラー処理が本物通りに動き、最初の選択が後の展開を左右するような深い環境で訓練すると、同じドメインで性能が上がった。 合否判定にも工夫があり、スクリーンショットをAIに見せて「できていそうか」を判定させるのではなく、実際のデータベースの差分を正解データと突き合わせる「grounded grading」を採用している。エージェントが完了したふりをしても見抜ける仕組みだ。 結果、先ほど例に挙げたメールや銀行を再現したEchoMailやEchoBankなど10個の業務ドメインに、日付ピッカーなど特定の操作だけを鍛える2個の環境を加えた計12環境、2万1009本の実行履歴を使って90億パラメータのモデル(Qwen3.5-9Bベース)を訓練したところ、14項目の評価平均でベースモデルの36.5%から67.1%まで伸び、この訓練データを作った教師モデルGPT-5.4の80.7%まで14ポイント差に迫った。 面白いのは、EchoStay(民泊予約の模擬環境)で宿泊人数を指定する操作が正しく機能しないというバグを1つ直しただけで、それまで完了できなかった予約タスク24件のうち15件が新たに通るようになったこと。環境のバグ修正が、そのまま多数のタスク改善につながる。 さらにこの合成環境はそのまま強化学習の訓練場にもなる。正確にリセットでき、並列実行でき、報酬がデータベースの状態に基づくため信頼できるからだ。環境の数を増やすより、モデルが実際につまずく場所を見つけて環境ごと直し続けるループが効くという結論。
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VLM(画像を見て言葉で答える大規模言語モデル)に専門ツールを使わせて学ばせたあと、使い方ごと本体に染み込ませてツールを手放せるようにする学習手法SpatialCLIが発表された(https://arxiv[.]org/html/2607.27703v1)。 VLMは「机の上で一番遠いクマのぬいぐるみはどれか」のような課題全体の理解は得意だが、実際の距離を正確に測るのは苦手。SAM 3(輪郭を切り出す専門モデル)やDepth Anything 3(奥行きを推定する専門モデル)は精密だが、どのクマを見ればいいかという文脈判断ができない。しかもこうした専門ツールは呼び出すたびに時間がかかり、学習時点の計測では1回あたり平均2.916秒だったという。 SpatialCLIの名前は、位置特定・輪郭抽出・奥行き・姿勢推定という4つの専門ツールをVLMに呼び出させるCall、お手本の成功例と強化学習(GRPO)でツールの選び方を磨くLearn、ツールを使って解けた過程を文章に変換しツールなしでも同じ結論に辿り着けるよう学習し直すInternalizeという3段階に由来する。ツールを使う学習と使わない学習を同時に行うため、ツールの使い方を忘れずに専門能力だけをモデル本体に取り込める。 新設した516問のベンチマークSpatialCLI-Benchは、フロンティアモデルのGPT-5.6 Solでも正答率48.8%にとどまる難問揃い。Qwen3-VL-8B(80億パラメータ)にSpatialCLIを適用すると、ツールなしで35.3%から72.7%、ツールありでは91.3%まで伸びた。視点を変えながら空間関係を捉える力を測る別のベンチマークMindCubeでも29.3%から84.6%(ツールあり)に達し、同じ条件のGPT-5.6 Sol(72.1%)を上回っている。 ツールを使わせて学ばせてから、学んだことを染み込ませて手放させる。この順番が、身体を持つAIが現実世界の空間を扱えるようになる道筋の一つになりそうだ。
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