音楽を聴くだけならSpotifyでも事足りるけど、ただ表面をなぞっているだけで、自分自身にその音が馴染んでいない気がすることがある。好きなバンドのライブで対バン相手のことも好きになったり、友達から借りたCDで新しい曲に出合ったり。検索をすれば簡単にアクセスできる時代だからこそ、音楽との思いがけない出合いを経験したい。東京はそんな機会に恵まれている場所だ。ceroの高城晶平さんにとってのそれは、東高円寺で約30年続くクラブバー『Grassroots』。そこは音楽とおしゃべりがシームレスに交差する、どこまでも心地のいい空間だという。
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