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ハミ・ジェジェ
@HamiJeJe
画家。いくつかの作品を出版し、個展も開催したことがある。「フォーブス・アートクラフトマン賞」を受賞した 絵を描きながら、人生や仕事、人との関わりについて考えています。 日々の気づきや小さな発見を、言葉と絵で記録しています。
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団塊やバブル世代が現役だった頃には守られていた終身雇用や年功序列を、氷河期世代が中高年になった瞬間に「時代遅れだから廃止」と言い出すのは、あまりにも都合がよすぎる。自分たちが渡り終えた後に橋を壊して、後ろの人に泳げと言っているようなものだ。 生活保護の厳格化を支持する人は、不正受給ばかり想像する。でも、氷河期世代の多くは低賃金や非正規雇用で十分な資産を作れなかった。雇用政策の失敗で困窮者を増やしておきながら、最後に「助けを求めるな」と言うのは、国の失敗を個人の責任に付け替えているだけだ。 このままでは、氷河期世代は「支援されなかった世代」から「存在そのものを負担扱いされる世代」になってしまう。人口減少も未婚化も社会保障不安も、彼らを放置してきた結果なのに、そのツケまで本人たちに払わせるのは二重三重の理不尽だと思う。 改革が必要なら、まず逃げ切った世代も含めて公平に負担を求めるべきだろう。資産も退職金も年金も少ない氷河期世代を狙い撃ちして、「全世代型改革」と呼ぶのは無理がある。負担能力の弱い層から削る政策は、改革ではなく単なる弱い者いじめだ。 氷河期世代を最後まで切り捨てれば、次の世代が学ぶのは「真面目に働いて保険料を納めても、困った時には国は助けてくれない」ということだろう。社会保障への信頼が壊れれば、制度は財源より先に正当性を失う。三本の矢で撃ち抜かれるのは、氷河期世代だけではなく、日本社会そのものかもしれない。
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