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昔の芸術をつぶやくよ
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男はトロイア戦争の英雄オデュッセウス。そして彼を見上げている犬はアルゴスです。アルゴスは長い長い間、この男を待っていたのです。 オデュッセウスは敵だらけの故郷イタカの様子を探索する為、物乞いに変装して久しぶりにイタカへ潜入しました。彼は宮殿の門に近づくと、一匹の犬が横たわっている事に気付きます。 ダニと糞にまみれ、やせ細って起き上がる事もできない犬。犬はオデュッセウスを見ると顔を上げ、彼に向って力なく尻尾を振りました。 オデュッセウスは思い出します。この犬がずっと昔、故郷に置き去りにした自分の犬アルゴスである事を。アルゴスはオデュッセウスの事を覚えており、物乞いに変装した彼をすぐに見抜いたのでした。 オデュッセウスはその健気な心を思い、涙を流します。しかし彼は隠密行動中。犬を抱いたりしたら正体がばれて敵に捕縛されてしまうでしょう。彼は視線のみで犬に愛を伝え、その場を通り過ぎたのでした。 十数年ずっと大好きな主人の帰りを待ち続けたアルゴス。彼はこの一瞬のためだけに生きていたのかもしれません。主人を見送ると、彼は静かに目を閉じ永遠の眠りにつきました。 9/11公開の映画「オデュッセイア」にちなんでこの悲しいエピソードをご紹介しました。画像はブリトン・リヴィエールの「ULYSSES AND ARGUS」(1885)でした。なおオデュッセウスは英語でユリシーズと表記されます。
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芸者にうつつを抜かす夫の所に、刃物を携え妻が押し掛ける場面を描いた絵です。1878年の朝野新聞の挿絵で、実際に会った事件の再現と思われます、しかし、この事件の事は比較的私はどうでもよろしいです。 問題は画面中央下の猫さん。猫に服を着せるという行為は現代のものと認識していたのですが↓
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タイトルは「死が二人を分かつまで 」。つまり中央の二人は親子ではなく花嫁と花婿となります。親子どころか祖父と孫ほど年の離れた二人。どういう状況なのでしょうか? まず花嫁を見ましょう。晴れの舞台に彼女は下を向いて鬱モード。爺と結婚して嬉しい訳がないので、この顔はまず納得です。↓
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ハーイと手を挙げる姿が微笑ましいですね。この子はコロンビアの後期キンバヤ文明で作成されたと思われる土偶(11~12世紀)です。 現在メトロポリタン美術館所蔵。股間を見ると男の子のようです。NHK教育テレビで「ハニ丸くん」キンバヤバージョンを演れそうな良いキャラだと思います。
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ルネサンスの至宝ダヴィンチ。美しさと技術の高さは論ずるまでもない事ですが、何故か彼の作品を怖く感じる人も多いようです。その怖さの理由は「曖昧さ」にあるのではないか?という説のお話です。 最初の「曖昧さ」は輪郭。彼はスフマートと言われる技術を使い、輪郭線を使わずに絵の具の↓
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