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shigeru taguchi
@ShigeruTaguchi
小さい頃からぼんやりものを考えるのが好きだったが、いまはなんとかそれを職業にしている。専門は哲学(特に現象学)だが、最近は科学者(神経科学者、数学者、人工知能研究者など)との共同研究が活動の中心になってきた。変なアイデアの生成器として利用してもらえたらありがたいと思っている。 (北大CHAINもよろしく)
参加 October 2017
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とても大事な指摘。 私の場合、哲学的に自分の考えたいことを考えるというのがそれで、誰も聞いてくれなくても、どこにも発表しなくても、無人島に一人流れ着いても、独房に監禁されても、これがあればとても満足できるだろう、と思っている。 現に、どこにも発表する当てのないノートが膨大にあり、「これ一体どうするんだ」と自分でも思うが、あまり真面目にどうにかしようという気もない。 そんなふうな仕方で実現できる価値もあるということは、知っていて損はないように思える。というか、そういうタイプの楽しみを知らない人には、「楽しいよ」と知らせてあげたい(もちろん、哲学でなくても全然構わない)。
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結局のところ、誰にも理解されなくてもいいから深く安らげる好きなものやことがあるというのは、世界と自分に対する基本的な安全感や信頼感を形成することに直結する。 趣味があるという話ではなく「ここに戻れば自分は大丈夫だ」と思える場所を自分の内側に持っているということだから、どんな出来事が起きようと自分の存在そのものまで揺らぐことはないし、誰かに評価されることでも、誰かに必要とされることでもなく、自分と世界が静かにつながる回路を持っている人は、それだけで孤独をすべて敵として感じなくなる。 どこかでこの土台を築くタイミングを逃してしまうと、いくら友人や家族に囲まれていても、根本的な孤独感は埋まりにくい。人との繋がりそのものが、自分を支える土台ではなく、土台の代用品になってしまうから、誰かが離れるたびに世界そのものが崩れるような感覚になる。本来、人との繋がりは人生を豊かにするものではあっても、自分の存在を丸ごと支える唯一の柱ではない。 誰にも理解されなくても深く安らげる何かを持つことは、孤独をなくすためではなく、孤独があっても自分を見失わないための、一番深い意味での安全基地になる。孤独耐性とは、孤独を我慢できることではなく、孤独の中でも世界とのつながりを感じられること。
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