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山尾志桜里
@ShioriYamao
弁護士/IPAC(対中政策に関する列国議会連盟)日本事務局長/元衆議院議員 講演や勉強会などのご依頼は→info@yamaoshiori.jpまでお願いします
参加 November 2014
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学内投票で過半数を得た候補を退け、その半分の票だった藤垣さんが東大の次期総長に。「総合的に勘案」という曖昧説明では女性優遇にしか見えず、これでは東大初の女性総長が「女子枠総長」になってしまいます。しかも選考基準に性別はないため「事実上の女子枠」的な運用も適正手続に疑問符。「女性初のトップ」を作り出したことが男女差別を埋めるどころか分断を深めるパターンに陥っていませんか。 入試の女子枠なら、少なくとも枠があることは事前に示され、受ける側も承知で受ける。その制度に対する賛否も言えるし、合憲性を争って裁判に訴えることもできる。 一方、今回の選考基準には「多様性」という言葉はあっても、性別を考慮するとは書かれていません。むしろはっきり書かれているのは「組織構成員の幅広い支持と合意形成能力」。過半数の支持を得た候補を性別を理由に退けるなら、自ら掲げた基準とも噛み合わない。 しかも書かれた基準を脇に置き、書かれていない物差しで結果が決まるなら、負けた側は何に負けたのかすら分かりませんよね。これでは、男性は「実力で勝っても性別で覆される」と感じ、女性は「実力で選ばれても女子枠と言われる」と感じる。誰も納得できないまま、男女の溝だけが深まっていく。 これから東大に入学してくる世代は、もはや男女が対立構造にない世代。そういう世代に過去の対立構造を持ち込むのはやめるべきだとこれまでも言ってきました。よりによって東大総長が「アップデートされていない過去の対立構造」の象徴になってしまうのではないかと危惧しています。 もし性別が理由でないのなら、東大はより具体的に選出理由を語るべきではないでしょうか。
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