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あの佐々岡
@anosasaoka
猫13匹→🌈→5匹🐈終身飼育|なんでもやる系福祉職歴15年|どっかの会社の偉い人|週5で筋トレ民💪 |時々家が爆発する元漫画家💣💥|
参加 June 2010
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「就職氷河期世代が苦しかったのは、ブルーカラーの仕事を選ばなかったからだ」 という話を見かけますが、今もゴリゴリのブルーカラーで週6勤務している福祉系インフラ土方の私からすると、 マジで何言ってんだこいつ、ですね。 氷河期世代が全員、冷暖房の効いたオフィスでスーツを着る仕事だけを待っていたとでも思っているのでしょうか。 身体を使う仕事へ行った人間なんて、いくらでもいます。 見えていないだけです。 建設へ行った。 物流へ行った。 工場へ行った。 介護へ行った。 警備へ行った。 非正規でも何でも、とにかく食うために働いた。 そしてそこで、低賃金、長時間労働、使い捨てに近い働かせ方に、死にものぐるいで耐えてきた人たちがいる。 それを今になって、 「仕事はあった」 「選ばなければ働けた」 と言う。 生きるためなら、どんな賃金でも、どんな労働時間でも、どんな扱いでも受け入れろ。 そんな状態を「雇用機会があった」と呼ぶのは、絶対に違います。 そして当然、ホワイトカラーへ行けた人が天国だったわけでもありません。 ブルーカラーへ行った人も、非正規へ行った人も、何とか正社員になった人も、それぞれ違う形で氷河期の傷を背負っています。 それを二十年以上経ってから、 「仕事を選んでいたからだ」 と本人の選択の問題に書き換えるのは、あまりにも短絡的です。 あの時、私たちには「好きな道を選べるほどの道」なんてありませんでした。 入口そのものが無かった。 その中で、僅かに残っていた細い道を選ばなかった人間が悪い、と今になって言う。 これほど残酷な後出しジャンケンもないと思います。 社会が入口を狭めた。 企業が人を育てなかった。 非正規や低賃金へ押し込んだ。 それなのに最後は、 「あなたが選ばなかったから」 「あなたの努力が足りなかったから」 と個人の自己責任へ戻して終わらせる。 それは問題を解決しているのではありません。 社会の失敗を、本人の選択ミスということにして帳簿から消しているだけです。 「そんな問題は最初から存在しなかった」 そういうことにしてしまえば、直視したくない現実から逃げることだけはできますからね。
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