今日、参議院会館講堂を埋め尽くす様々な人を見ながら、絶対に「外国人だけの問題」ではないし、私たちがどういう社会に生きたいかという問題だと思った。
参議院議員会館で開かれた、永住の厳格化と永住許可取消しに反対する院内集会。私も運営を手伝いながら、当事者や有識者の話を聞いた。
政府は、永住許可の入口を狭める一方、すでに永住者となった人の資格まで取り消せる制度を進め、税や社会保険、入管法上の義務、一定の犯罪などを理由に、長年日本で暮らし、家族や仕事、地域とのつながりを築いてきた人の生活基盤を不安定にする。さらに永住許可の申請手数料は1万円→20万円と法外な値上げがなされる。
金哲敏弁護士は、「マクリーン事件から進歩していない」と指摘。自由権規約や国連の一般的意見、2011年以降の判例には、国籍だけではなく、在留期間、家族、日本との密接で永続的な関係を考慮すべきだという人権法の蓄積がある。それなのに、日本は国際基準から逆行し、今回のガイドライン策定では一切考慮できていない。
32年間日本で家族と暮らし、26年間店を営んできたアニーさん「日本の生活が母国より長い私にとって、日本はふるさとです」
日本で学び、理系分野で働き、家族をつくったモウさん「僕は日本を愛し、選んだのです。日本がいいなと思う人は厳格化につれ大幅に減っています」
日本で生まれ育ち、家族と暮らし、教育に従事する永住者ノアさん「取り消し制度のニュースを聞いて、子どもを産むことを迷いました。間違えてもやり直せるということを子どもに教えてあげられない」
外国ルーツの人たちは、飲食、介護、建設、農業、製造など、私たちの暮らしや地域、産業をともに支えている。その人たちを不安定な立場に追い込めば、影響を受けるのは外国人だけではない。そもそも人権は「日本に役立つかどうか」で決まるものではない。
外国人だから、より高いハードルを課す。外国人だから、失敗すれば「住む資格」まで奪う。これは、官製ヘイトであり、いじめ。学校でいじめが起きれば、「いじめる側が悪い」と教える。なのに、国家が外国籍住民を制度によって追い詰めることには、黙っていていいのか。いじめを容認する社会でいいのか。
永住への道を奪わないで。すでにここで共に生き、人生を築いてきた人の「永住」まで奪わないで。
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永住許可の取消しに反対します#
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永住許可の厳格化に反対します#