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潮谷験 「エンドロール」#
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読書#
夭逝した天才小説家、雨宮桜倉の弟、葉(よう)は、彼女の版権管理とパスティーシュ執筆の一方、彼女に関わるある風評の払拭に尽力していた。
「生命自律主義」をとなえ支持者たちとともに集団自殺を遂げた思想家、陰橋冬(とう)。
桜倉の遺作が彼の出資していたブックカフェに取材したものだったため、彼女もまた陰橋の支持者であったかのような誤解が生じているのだった。
動画配信者の遠成響(とおなりひびき)の番組に出演したことがきっかけで、葉は彼女とともに自律主義者たちとの討論に臨むことになる。
討論会に出席する自律主義者のリーダー格、挫折した作家志望者という長谷部組人(くみひと)は、初対面から葉たちに侮蔑的な態度をとる。