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Itaru Tomita / 冨田到
@itarutomy
リサーチや研究開発向けの生成AIエージェント @snorbe_ai を作っています。 @deskrex | 著書 かんき出版『知的生産でAIを使いこなす全技法』 
参加 January 2018
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歌声とBGMをまとめて曲ごと生成できるAIモデル「WanSong v1.0」の技術レポートが公開された(https://arxiv[.]org/html/2607.14749v1)。 これまでの曲生成AIは、AR(自己回帰、文章を単語ごとに予測して繋げる方式で音を生成)か、ARと拡散モデル(ノイズから徐々に音を復元する生成方式)を組み合わせた多段階パイプラインが主流だった。WanSongはこの構成をやめ、拡散モデルだけで最大5分の高音質な楽曲を一発生成する、約250億パラメータ(25B)のモデル。しかもボーカルとBGM(伴奏)を別々の音声トラックとして同時に出力する。 このdual-stem(2軌道)構成には理由がある。ボーカルとBGMを1つのトークンにまとめて学習すると、モデルがボーカルに引っ張られてBGMの表現が弱くなる。さらに生成の忠実度を調整するCFG(Classifier-Free Guidance)を強めるとボーカルは正確になるがBGMが崩れ、弱めるとその逆が起きるというジレンマもあった。WanSongはボーカルとBGMを完全に別トークンとして学習し、この干渉自体をなくしている。副産物として生成直後から両者が別トラックのまま得られるため、後工程のミックスや編集もしやすい。 600万時間超の多言語楽曲データで学習し、中国語・英語・日本語・韓国語4言語・200曲のベンチマークでは発音誤り率(PER)が7.43%と、Suno V5の22.80%、Mureka V7.6の12.7%を大きく下回った。独自の音楽性評価でも5.49点でSuno V5の4.18点を上回っている。
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