【大谷翔平選手は、言葉で考えて打っているのか?】
例えば、大谷翔平選手がホームランを打つとき、頭のなかで一つひとつ言葉にしてから振ってはいないはずです。
当たり前ですが、そんなことをしてたら、振り遅れてしまうからです。
これはプロの世界だけではありません。私たちが転びそうになった時に、とっさに手をつくのも、言葉で考えてから動いているわけではないはずです。「おっと転んだぞ、このままでは地面に激突するから、まず右手を前に出して、手のひらを下に向けよう。そのままだと手を痛める可能性があるので、同時に左手もだして・・・」みたいに意識することはありえません。
実は自動運転にも、この「言葉にしない知性」が欠かせないと、newmo共同創業者・CTOの曾川景介はいいます。
自動運転には、2つの知性が必要なのだそうです。
・標識や状況の意味を読み取る「意味を理解する知性」
・その理解を、実際の運転操作に変える「物理で行動する知性」
前者は、いまのAI(大規模言語モデル)が得意な範囲です。例えば「標識にとまれ、と書いてあった時に、ここはとまる場所なんだな」と言う理解をする感じです。
でも、標識の意味がわかるだけでは、車は止まりません。先ほどの大谷選手の例じゃないですが、いちいち意味を考えて動いてたら、遅すぎるからです。
後者の、「わかる」を「動く」に変える点こそ、自動運転では重要なのです。しかし、ここはまだ発展の途上にあります。
この、いわゆる「フィジカルAI」こそが、newmoが挑もうとしている領域です。
人はどう運転しているのか。AIはどうしているのか。その両方を、車を通じて解き明かしていく。曾川の話をまとめた記事を公開しました。
動画やビデオポッドキャストでもご覧いただけます!
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