【7/29 社会保障国民会議での百田代表の発言(全文)】
日本保守党の百田尚樹です。
今年2月の衆院選で、与党はじめほぼ全ての政党が「消費税減税」を公約にして戦ったにもかかわらず、選挙から半年が過ぎてもその実現が見えない。150日間の国会で減税の法案が出されない。この現状は国民有権者への裏切りです。多くの国民が呆れ、失望しています。
私たち保守党は、結党直後から「飲食良品の消費税を恒久的にゼロに」という政策を掲げてきました。ですから結論から言いますと、いま高市総理がお考えだと報道されている「2年に限り、食品の消費税を1%に」という妥協案を容認するという考えです。あくまでも容認です。
総選挙での自民党さんの公約は「2年間0%」、我々の公約は「恒久的に0%」ですから、けっして両手を挙げて賛成ではありませんが、国民の6割が、生活が苦しいという現状を考えれば、不完全でも、とにかく1日も早く減税をやるほうがいいということでの消極的な賛成です。
しかし、実施が来年4月というのも時間がかかり過ぎです。レジの改修が間に合わない、こんな子供だましみたいな言い訳が国民に通用するとお思いですか? 私は、専門家からもっと早くできると聞いていますし、自民党の幹部も選挙の際、そう発言しておられました。
減税による経済活性化、これこそが日本経済を確かな成長軌道に戻す唯一の道です。
一方、実務者会議の中間とりまとめ案は、2年数か月後から単なる給付・バラマキを継続的に実施しようとするもので、論外。到底賛成出来ません。加えて、この案は、配偶者の給与所得は考慮するものの、自身及び配偶者の金融所得、利子所得、資産は一切考慮しない為、極めて無駄なバラマキを行うもので、2重の意味で賛成できません。
本来目指すべきは、きめ細かな「給付付き税額控除」ということなのでしょうが、一旦取って配る給付よりもシンプルな税額控除すなわち減税のほうが制度として優れています。
財源云々という声がありますが、国民生活に直接寄与しない、加えて緊急性に乏しい予算を削れば済むことです。
給付付き税額控除の制度構築に時間がかかるとの声もありますが、2年数か月もあれば、優秀な官僚の皆さんが本気になれば出来ない筈はなく、それで出来ないと言うなら、民間なら全員クビです。
他方、税と社会保障費の公平負担の実現のためには、社会保障費の滞納を減らすことも急務ですが、その方策として「歳入庁」創設の議論も避けることはできません。
こうした本質的な議論を避けた取りまとめ案は到底承服できません。
私からは、以上です。
@Hoshuto_hyakuta